「WWDJAPAN」5月12日号は睡眠について特集しました。皆さんは十分な睡眠がとれていますか?
人生の3分の1程度を占める「睡眠」ですが、研究されるようになったのは、1920年代とされており、まだまだ謎だらけの領域です。しかし、その効果や役割についてさまざまなことが分かっており、良質な睡眠は、心身を健康にし、仕事のパフォーマンスにも好影響を与えるとされています。効率よく良質な睡眠をとることの大事さは、米メジャーリーガーの大谷翔平選手の活躍ぶりからも明らかです。富士経済の調べによると、睡眠サポート関連の国内セルフヘルスケア市場は右肩上がり。その実態に迫りました。
まず、いかに睡眠が人間にとって大事か。世界的睡眠科学者であるマシュー・ウォーカー博士に聞きました。同氏は3月に「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」のグローバル スリープ サイエンス アドバイザーに就任。“ほとんどのガジェットよりも優れている”と同氏が考える、良質な睡眠のための極意とは?
また、睡眠に特化した企業でどんなものが売れ、目下何に注力しているのかも取材。西川、ブレインスリープ、コアラスリープジャパンの担当者に聞きました。スリープテックがどの方向に向かっているのかが分かります。
さまざまな睡眠関連グッズを扱うロフトでは、一体どんなものが売れているのか。自宅で気軽に取り入れられる人気アイテムを紹介します。
今回の特集では、取材対応者全員に睡眠のための愛用品やルーティンを教えてもらっています。さらに、最終面の「ファッション&ビューティ パトロール」では、編集部員の愛用品やルーティンも紹介。睡眠市場の盛り上がりを知ると共に、皆さんの睡眠への意識が高まれば、幸いです。
米「WWD」からは「シャネル(CHANEL)」のバッグ製造工程初公開の様子をお届けします。ひたすら高くなり続けている価格が適正であることをアピールしつつ、価格改定の方針にも迫っています。
2025-26年秋冬東京コレクションのトレンドも総まとめ。リアルに「着たい!」と思わせる服が多く登場している流れを、アイテムや素材ごとに紹介。東京のカルチャーを反映したラインアップになっています。
モノや体験の応援購入サービス「マクアケ」と探訪する「モノ作りの現場最前線」連載は、今回滋賀県の麻織物の産地の取り組み“蒟蒻麻絲”をフィーチャーしています。麻糸をコンニャク糊でコーティングした糸で、Tシャツを開発。伝統技術を注ぎ込んだ商品へのこだわりを伝えます。
在庫最適化コンサルタント、齊藤孝浩さんによる連載「ファッション業界のミカタ」では、2024年度の世界アパレル専門店売上高ランキングの1〜5位を公開。トップ企業の強さを解説します。
そのほか、今号もファッションとビューティの話題が盛りだくさんです。
(COVER CREDIT)
PHOTO:SHINJI SERIZAWA
HAIR&MAKE:TAKUMA SUGA
STYLING:MINA TAKAUE
MODEL:VERO E.(WIZARD MODELS)
ART DIRECTION&DESIGN:RYO TOMIZUKA
COVER REELS DESIGN:CHIGE(GWISUB JUNG)