ファッション

「オブスタイル」二子玉川店がリニューアル 上質で洗練された空間へ進化

「上品・上質・知的」をコンセプトに掲げるセレクトショップ「オブスタイル(Of STYLE)」は4月8日、旗艦店である玉川髙島屋S・C南館店をリニューアルオープンした。これまで南館1階のエントランスに構えていた店舗を同館3階に移転。より広く、ゆとりある空間で、ブランドの世界観を一層深めた店舗として生まれ変わった。

同ショップは銀座マギーが運営しており、1969年の玉川髙島屋S・Cの開業時に同館に出店。フォーマルファッションで定評のある「マギー(MAGGY)」のDNAを継承しつつ、2005年にセレクトショップ「オブスタイル」としてオープンし、以来、玉川髙島屋の客層と親和性の高い、40〜50代のエレガントで自立した女性たちに支持されてきた。日常に寄り添いながらもトレンドを取り入れたアイテム展開が特徴で、イタリアンブランドを中心に、洗練されたオリジナル商品を展開している。

ショップのおよそ半分のスペースを「ディー・エクステリア」をはじめとした海外ブランドのセレクトアイテムで構成。イタリアを中心にセレクトされた上質なアイテムの数々は、明るい色使いと他では買えないものが多く、近隣に住む高感度な顧客に愛されている。

また、オリジナルの2025年春夏コレクションもリネンや天然素材を使用し、着心地にこだわったワンピースなど、リゾート感あふれるカラフルなアイテムがそろう。

今回のリニューアルを記念し、パリ在住の人気イラストレーターMarineとの限定コラボアイテムも発売。「フラワーガーデン」と題したシリーズで、春の花をモチーフにしたTシャツ(1万3200円)やポーチ(2200〜2750円)が登場。Tシャツは接触冷感・UVプロテクション機能を備え、肌にもやさしいコットン100%素材。ポーチには取り外し可能なオリジナルキーホルダーが付属する。

新店は三方向から入れるオープンな店舗になり、初日は多くの顧客が買い物を楽しんでいた。「オブスタイル」のディレクターを務める植松裕子銀座マギー取締役商品統括本部本部長は、色とフラワーモチーフにこだわったという。「ファサードと什器、そしてショッパーを女性らしいピンクベージュにして、よりお客さまにくつろいで買い物を楽しんでもらえるような空間を目指しました。来年はマギー70周年。マギーといえば、フラワープリント。Marineさんには“エフォートレス・ブルーム”をテーマに、優しい雰囲気の花のイラストを描いてもらいました」と新たな門出について語った。

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