「ルーヴル美術館は7月21日まで総合的なファッションの展覧会、“ルーヴル・クチュール:オブジェ・ダール、 オブジェ・ド・モード”を開催中だ。
同展覧会は、アクセサリーやテキスタイル、タペストリーなどと、65のデザインが装飾美術部門の約9000平方メートルの広さのギャラリー全体に展示され、1947年のニュールックから現在に至るまで、ファッションデザインのレンズを通して 装飾芸術とファッションの類似性を描く。「シャネル(CHANEL)」のほか、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」、「ジバンシィ(GIVENCHY)」、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER )」、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」などのメゾンの作品が並んでいる。トム ブラウン(THOM BROWNE)」はメンズ・ウィメンズの2020年春夏アーカイブルックを展示している。
ルーヴル美術館は、「これらの無数のつながりは、美術史とファッション史の分野に共通する方法論です。先祖伝来の技術、視覚文化、そして美術館のカタログ・レゾネからファッション界 のムードボードに至るまで、参考文献として相互に作用し合っている知識でしょう。ルーヴル・クチュールは、現代のファッション・デザインというプリズムを通して、装飾芸術に新たな視点を提供すると考えます」 とコメントした。付属のカタログには、キュレーターによるエッセイと参加デザイナーのインタビューが掲載されており、同展覧会のテーマについて詳しく解説が書かれている。
イベント概要
◾️ “ルーヴル・クチュール:オブジェ・ダール、 オブジェ・ド・モード”
日程:〜7月21日
場所:ルーブル美術館
住所:Musee du Louvre 75001 Paris