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映像作家・牧野貴 × 音楽家・渡邊琢磨 映画「100年」と弦楽五重奏の共演ライブ上映が開催

「恵比寿映像祭2025」が東京都写真美術館ほか恵比寿ガーデンプレイス各所で、1月31日から2月16日の15日間にわたり開催される。

2月11日には、映像作家・牧野貴による初の実験ドキュメンタリー映画「100年」と、音楽家・渡邊琢磨による弦楽五重奏との共演ライブが東京都写真美術館 1Fホールで開催される。演奏は、バイオリンの波多野敦子、ベースの鈴木正人らが参加予定。また同日は、東京都写真美術館所蔵の牧野貴の作品「The Intimate Stars」も、16ミリフィルムにて併映される。

牧野貴

牧野貴は、1978年東京都出身の映像作家。想像力・記憶など人間の身体内部にある映像と融合する映画を探究し、極めて重層化・深層化された独特な抽象映像作品を手がける。2012年にはロッテルダム国際映画祭短編部門でグランプリにあたるタイガーアワードを受賞するなど、海外の国際映画祭での受賞は多数にのぼる。映画作品はこれまで世界130都市以上で上映され、近年は映画、パフォーマンス、インスタレーション、紙媒体のコラージュなど、よりジャンル横断的に作品を制作、発表している。また、グルーパー、ローレンス・イングリッシュ、ジム・オルークをはじめミュージシャンとのコラボレーションも多岐に行う。

渡邊琢磨

渡邊琢磨は、宮城県仙台市出身。音楽家。高校卒業後、米バークリー音楽大学へ留学。帰国後、デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアーへの参加など国内外のアーティストと多岐にわたり活動。自身の活動と並行して映画音楽も手掛ける。近年の作品には、染谷将太監督「まだここにいる」(19)、岨手由貴子監督「あのこは貴族」(21)、黒沢清監督「Chime」(24)、山中瑶子監督「ナミビアの砂漠」(24)、黒沢清監督「Cloud クラウド」(24)などがある。

上映作品

■牧野貴「100年」
2025年/1.85:1/30分 ©Takashi Makino
音楽:渡邊琢磨
演奏:梶谷裕子(Vn)、波多野敦子(Vn)、角谷奈緒子(Va)、
鈴木正人(Cb)、渡邊琢磨(Cond)ほか

■牧野貴「The Intimate Stars」
2004年/16ミリ/35分
音楽:牧野貴

会場:東京都写真美術館 1Fホール
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
日時:2月11日15:00〜16:00/18:00〜19:00
入場料:2000円(前売り1800円)

恵比寿映像祭2025 Docs: Images and Records
https://www.yebizo.com/jp/

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