ファッション

「キャス キッドソン」が日本再上陸後初となる実店舗を表参道と京都にオープン

スタイリングライフ・ホールディングスは3月、英ブランド「キャス キッドソン(CATH KIDSTON)」の日本再上陸後初となる実店舗を表参道と京都にオープンする。表参道店は3月6日を予定している。

フラッグシップストアとなる表参道店は、原二本通り、通称“まい泉通り”に店を構える。一方の京都店は、関西初出店となる。両店舗では、「キャスキッドソン」の柄に囲まれた、ブランドの世界観を体感できるような空間を演出する。また、商品ラインアップも大幅に拡大し、日本限定の商品を含む約450種類の商品をそろえる。オープン日には、ノベルティーや特典の進呈、イベントなどを用意する。

TBSホールディングスの子会社であるスタイリングライフ・ホールディングスは昨年5月に「キャス キッドソン」の日本市場における輸入販売権とライセンス権を取得している。

「キャス キッドソン」は、2002年に日本に上陸。日本事業は、10年までユナイテッドアローズが手掛け、11年からはサンエー・インターナショナルが引き継いだが、15年に撤退。以降は英キャス キッドソン本社が全額出資するキャスキッドソンジャパンが事業を継承していたが、20年4月に破産。一方で、19年には伊藤忠商事が「キャス キッドソン」のコスメ・化粧品分野の日本市場における独占輸入販売権を取得。化粧品や日用品の専門商社である東京堂を通じて、バラエティーストアやドラッグストアなどで販売している。

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