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阪急阪神百貨店4〜9月期は営業利益26%増 阪急うめだ本店がけん引

 エイチ・ツー・オー リテイリングの2014年4〜9月期連結決算は、イズミヤとの経営統合によって売上高が前年同期比131.5%の3483億円、営業利益が同134.6%の58億円と大幅な増収増益になった。中核である阪急阪神百貨店は、消費税増税などで郊外型店舗が苦戦したものの、阪急うめだ本店(阪急メンズ大阪を含む)、阪急メンズ東京、博多阪急などの都市型店舗が夏以降復調し、売上高は同99.2%の1911億円に踏みとどまった。販管費の削減で営業利益は同126.5%の45億円と大幅増益になった。

 全面開業から丸2年になる阪急うめだ本店は、売上高が同102.4%の862億円。阪急阪神百貨店の荒木直也・社長は「ハレ消費に強い店になった手応えはある。(増税前の駆け込み需要の反動が懸念された)ラグジュアリーブランドや時計、宝飾品も8月以降は盛り返し、ボリュームの紳士服・婦人服も秋のプロパーの立ち上がりが早い」と話した。一方、阪神梅田本店は、建て替え工事に伴う売り場の一部縮小のため、売上高は同91.3%の351億円だった。

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