ファッション

「ウルフズヘッド」が干支をテーマにしたNFTアートとTシャツを販売 「クラッド」、バーニーズ ニューヨークと協業で

 幹田卓司が代表を務める「ウルフズヘッド(WOLF’S HEAD)」は、日本ブランド「クラッド(KRAD)」とコラボしてNFTアートを製作した。その販売と同デザインを用いたTシャツを受注するイベントを2023年1月14〜22日の期間、バーニーズ ニューヨーク銀座本店で開催する。Tシャツのオーダーは、バーニーズ ニューヨークの公式オンラインストアでも行う。

 ウルフズヘッドが顧客に出す年賀状は干支をテーマに幹田が自ら描いた絵に、ブランドを象徴するスタッズを打って完成させたもので、これに「クラッド」がほれ込み、アーティスト集団のペイン(ト)キラー(PAIN(T)KILLER)がNFTアート化。幹田が監修した。

 NFTアートは十二支各1点(330万円税込、以下同)と、それらを組み合わせたスペシャル版1点(660万円)の計13点のみ。1作品ごとに静止画と動画をセットする。また、作品にはスタートバーン(STARTBAHN)が発行するカード型デジタル証明書(NFT権利書)を付帯する。飾って楽しめるよう、作品を保存したUSB付き27インチモニターも付属する。バーニーズ ニューヨークは、「一般的にNFTアートは仮想通貨の口座を経由してNFTマーケットで購入するが、今回は銀座本店で購入いただける」と話す。なお、作品の引き渡しは2月上旬を予定する。

 Tシャツ(1万7600円)は、ウルフズヘッドのオリジナルブランド「トラッシュヘッド(TRASH HEAD)」と「クラッド」のコラボによる受注生産品で、白ボディーに十二支をデザインする。今回のコラボのために、幹田が新たに製作したペパーミントグリーンのタグを付ける。こちらの引き渡しは4月上旬を予定。

 「ウルフズヘッド」は、東京・千駄木にあるオリジナルスタッズ商品とビンテージウエアを扱う予約制ショップ兼ブランド。「クラッド」は2020年にスタート。“シャドー&ライト”をテーマに掲げる。ペイン(ト)キラーは、ロサンゼルスで結成されたスタイリスト、デザイナー、映画監督からなるアーティスト集団。現在の活動拠点は東京で、ファッションや音楽、食などのライフスタイルをテーマに16ビットのドット絵を中心にNFT作品を発表している。

■「ウルフズヘッド」×「クラッド」オーダーイベント
日程:2023年1月14〜22日
時間:11:00~20:00
場所:バーニーズ ニューヨーク銀座本店 地下1階および公式オンラインストア
住所:東京都中央区銀座6-8-7

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