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ロレアルが北アジア全拠点でカーボンニュートラルを達成

 ロレアル グループ(L’ORÉAL GROUP)は22日、中国本土、日本、韓国、香港、台湾の5つの市場で、全ての事業所、工場、流通センター、リサーチ&イノベーションセンターのカーボンニュートラルを達成したと発表した。上海で開催された「22年ロレアル北アジア・中国間接調達サプライヤーデー」で発表されたもので、同イベントには約100社のサプライヤーと主要ステークホルダーが集まりCO2削減への協働と解決策について議論した。

 中国本土は、2019年にロレアル全拠点の中で初めてカーボンニュートラルを達成。日本市場が今年7月にカーボンニュートラルを達成したことにより、北アジアゾーン全拠点でのカーボンニュートラルが実現した。各拠点では、カーボンニュートラル達成に向けて多様な施策と戦略的アプローチが取られている。中国・蘇州にある工場では、敷地内のソーラーパネルで電力を発電するほか、バイオガスを利用して高効率で上記・電気・熱を生産する熱電供給(CHP)を設置。生ごみや造園廃材を原料として発電を行う。これらに加えて近隣の再生可能エネルギーの調達を組み合わせることでカーボンニュートラルを達成した。

 ファブリス・ガルバン(Fabrice Megarbane)=ロレアル北アジアゾーン プレジデント兼ロレアルチャイナ最高経営責任者(CEO)は、「当社は、20年以上前に地球環境危機の深刻さを認識し、2009年には製造工場と配送センターの環境フットプリント削減に取り組み始めた。20年には『ロレアル・フォー・ザ・フューチャー』を立ち上げ、25年までに世界中のロレアルの全拠点が、カーボンニュートラルを達成するという意欲的なコミットメントを発表した。北アジアゾーンが、目標達成に向け取り組みを加速させていることを誇らしく思う」とコメント。

 ロレアル北アジアゾーンは地域内のシナジーを創出するために地理的範囲を再編成し2021年に設立。グループ内で2番目に大きな地理的ゾーンであり、21年のグループ売上高の30.5%を占める。