編集部員が気になるブランドや売り場の今春の売れ筋を徹底取材。売れ筋TOP3と売れ筋傾向を聞いた。売れるものにはやはり理由があり、それを知ることが、次の売れ筋のヒントになる。(この記事は「WWDJAPAN」6月20日号からの抜粋です)
STUDIOUS
話題性とトレンドに左右されないメッセージ性が鍵
【ショップ紹介】
TOKYO BASEが運営するセレクトショップ。「日本発を世界へ -From JAPAN to THE WORLD-」をコンセプトに、国内ブランドに特化したセレクトが特徴で、メンズ・ウィメンズそれぞれ約80ブランドを取り扱う。プライベートブランドの展開もあるが、店舗の約8〜9割をセレクトブランドで構成する。顧客層はメンズ・ウィメンズともに20代後半〜30代が中心。
【WOMEN'S】
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1位
「マメ クロゴウチ」ノーカラージャケット (9万3500円)
毎シーズンコレクション性の高いアイテムを打ち出す「マメ クロゴウチ」は、ブランド設立当初からのコアなファンでも、つい買い足したくなる新鮮な提案が魅力。定番アイテムのノーカラージャケットでも、素材やディテールへのこだわりに関心が高い顧客層の間では他にはない1枚だと思える特別感があるのが人気の理由だ。
2位
「アキラ ナカ」メッシュドレス (6万4900円)
春夏は1枚でさまになるアイテムが売れた。「アキラ ナカ」のメッシュドレスはその中でも、光沢感のある滑らかな生地とメッシュ素材を組み合わせたギミックが好評。「ステュディオス」では2013年ごろから「アキラ ナカ」の取り扱いを開始。取り扱いブランドの中でもスタッフからの人気が特に高いブランドだ。
3位
「ウジョー」ギャザーシャツ (3万9600円)
「ウジョー」は、ユニセックスなファッションを楽しみたいというムードが後押しし、日本の顧客だけでなく、中国でも男女ともに人気を集めている。オーバーサイズのメンズライクなシャツにも、フロントのギャザーでフェミニンな要素がプラスされている。着る人次第でさまざまな表情が引き出せる1枚。
【MEN'S】
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