ファッション

「ナイキ」の“ネクスト%”が「あらゆるランナーに対応するシューズ」に進化 7月の世界陸上でデビュー

 「ナイキ(NIKE)」は、新作ランニングシューズ“ナイキ エア ズーム アルファライ ネクスト% 2(NIKE AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT% 2)”を「ナイキ」会員限定で6月22日に発売する。価格は税込3万1900円。

 エリートランナー向けだった前作に対して、今回は幅広いランナーに向けて開発した。まず、エネルギーリターンに優れる素材“ズームエックス フォーム”と、推進力をもたらすカーボンフレームはそのままに、かかとを幅広にして安定性を向上させた。また前足部に備える“エア ズーム ポッド”とラバーソールの間にも同フォームを加えて、かかとからつま先への体重移動をスムーズにさせたほか、着地時に発生する音を軽減した。“アトムニット2.0”と名付けたアッパーは、つま先などのムレやすい個所の編み方を変えて通気性を高めた新設計で、かかととシューレースの下にパッドを加えてフィット感を上げている。アウトソールには、幅広い路面に対応するラバー素材を使って耐久性も高めた。

 “プロトタイプ”と名付けたオールホワイトのカラーは、“さまざまなアスリートとともに、試行錯誤して開発した”という思いを込めたもの。プロダクトマネージャーのエリオット・ヒース(Elliott Heath)は「トップランナーはもちろん、サブ3やサブ4を狙う人まで、全てのマラソンランナーに対応するシューズができた。7月にアメリカ・オレゴン州で開催される世界陸上が“デビュー戦”となる。同シューズをはいた選手の活躍が、今から待ち遠しい」と語る。

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