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ロート製薬の香りと感性の研究所「ベレアラボ」がアートとの体験型イベントを開催 “香るシャンデリア”などが登場

 ロート製薬は12月19日まで、表参道で香りの新プロジェクト「ベレアラボ(BELAIR LAB)」の体験型イベントを開催中だ。同プロジェクトは2019年5月に新規事業としてスタートし、これまで感覚で語られてきた香りを感性デザインという手法で科学的に検証し、生活や生産性向上に生かすオープンイノベーションラボだ。日本フットボールリーグ(JFL)の「いわきFC」のサッカー選手に対し、香りを用いてパフォーマンスを向上させるための実証実験や、三井不動産の法人向け多拠点型サテライトオフィス「ワークスタイリング」への集中して仕事ができる環境のための香りづくりなど、プロフェッショナルの活動を支える香りの研究開発を行っている。

 このほど「ベレアラボ」は、初のBtoC向け製品を2021年1月18日にアマゾンで発売することを決定し今回、体験イベントを開催することになった。イベントスペースでは調香師のクリストフ・ロダミエル(Christophe Laudamiel)が手掛けるアート作品“セント シャンデリア”が登場。シャンデリアには電球ではなく香りを仕込ませており、感情をかき回すもの、思い出を想起させるものなどさまざまな香りを嗅ぐことができるインスタレーションになっている。またビジュアルアーティストのハラタアツシが手掛けるリキッドアート映像やアートディレクターの則枝千絵が手掛けるゲームなど、アート作品を通して香りを楽しめるスペースになっている。

 会場では新発売の香りのディスカバリーセット(7.5mLx5本、9000円)が購入可能なほか、1月から発売するルームスプレーと室内芳香油が試せる。香りは全てサステナブルな原料を用いており、中にはエコサート認証などを取得しているものも。フレッシュでエネルギッシュなジンジャーや新茶から着想した香り、リラックス効果が期待できるグリーンの香りなど、生活空間を満たすユニークなフレグランスがそろう。価格は3500〜9000円で、13種類の香りをラインアップ。

 なお、イベントに参加するには事前予約が必要で、申し込みは専用ページから行うことができる。

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