I-neが展開するヘアケアブランド「キュラップ(QURAP)」がリニューアルする。シャンプー、トリートメント、ヘアオイル、ヘアマスクの4品の処方とパッケージを見直し、一部商品を値上げする。9月17日にECで先行発売し、24日から全国のドラッグストアとバラエティーショップで順次発売する。
リニューアルで新たに掲げたのが「ワンランク上のオーラを放つような艶髪」。補修成分を髪内部へ浸透・定着させた上で、表面を密封する3段階のアプローチを採用した。艶膜を形成する毛髪補修成分のビタミンC誘導体は、従来品の10倍量を配合。シャンプーとトリートメントにはジマレイン酸とファイバープロテクトを、ヘアマスクとヘアオイルにはトステアとレブリン酸を配合し、ダメージを補修してまとまりのある髪へ導く。
パッケージはブランドを象徴するオーロラの表現を強め、シルバーをアクセントに加えた。ロゴも変更し、従来の柔和な印象からサイエンス感と視認性を高めたデザインへ刷新した。
価格は“ラッピングモイストシャンプー”(440mL)と“同トリートメント”(440g)が1540円から1650円に、“ラッピングモイストヘアオイル”(80mL)が1595円から1650円に改定する。“ラッピングセラムヘアマスク”(180g)は1760円で据え置く。
ヘアマスクがSNSでヒット
話題性を店頭での存在感へ
「キュラップ」は、潤いを閉じ込める“ラッピング”発想で髪のダメージを補修するブランドとして、2024年4月に誕生した。中でも同年9月に発売した“ラッピングセラムヘアマスク”がSNSを中心に支持を集め、ブランドをけん引するアイテムに成長。リピート購入も多いという。
好調な中で刷新に踏み切った理由は、店頭での存在感に対する課題意識。SNSなどで好意的な口コミが広がり、商品そのものへの評価が高まる一方、店頭では「その存在感が伴っていない」と判断した。現在は売り上げの約半分をECが占めるが、今回の刷新を機に、SNSやECで得た支持を店頭での購買にもつなげることを目指す。
顧客層は20~40代まで幅広いが、今後ブランドのコアとしてより強く取り込みたいのは20代。カラーやブリーチなどを積極的に楽しむ若年層が求める艶と、加齢による艶不足の双方に対応し、世代を横断した需要を狙う。