ファッション
連載 SNSトレンドに、業界は「どうする」? 第127回

欲しいのは刺激?「ドーパミン消費」について考える

有料会員限定記事

「ドーパミン中毒」という言葉をよく聞くようになりました。主にSNSで使われており、アルゴリズムによって次々と流れてくるショート動画やコンテンツを漫然と見続けてしまい、気がつげば時間が過ぎている、そんな状態を指す言葉です。ドーパミンは達成感や幸福感などをもたらす神経伝達物質のこと。しかし、絶え間なく与えられる情報によってドーパミンが過剰に分泌されると、その刺激に脳が慣れてしまいます。すると、より強い刺激を求めてのめり込んでしまうというわけです。

これはSNSだけの話ではありません。消費行動そのものがドーパミンを強く刺激するように設計されるケースが増えています。例えば、大ブームを巻き起こしたラブブをはじめとするブラインドボックスや一番くじ、ガチャガチャなど「何が当たるか分からない」という体験価値となり、開封動画をSNSに投稿するまでが消費の一連の流れになっています。そして、SNS上の「いいね」がさらなる刺激になり、消費を繰り返します。まさに「ドーパミン消費」です。

この続きを読むには…
残り416⽂字, 画像0枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

百貨店の「売る力」とは何か 有力7店舗の店長を直撃

「WWDJAPAN」7月20日号は、夏恒例の百貨店特集です。コロナ明け以降、百貨店のビジネスモデルが少しずつ変化しています。キーワードは「売る力」。デジタルの力も活用しながら、一人一人の顧客に向けて最適な提案を行い、関係性を深める。顧客一人当たりの年間消費額を上げる。あるいは百貨店でしか提供できない体験コンテンツを作り出す。特集では各エリアを代表する7店舗の店長のインタビューなどを通じて、百貨店の…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。