ファッション

ABCマート、韓国シューズセレクト「フォルダー」事業を取得 イーランドから27店舗を承継

ABCマートの韓国法人ABCマートコリアは、韓国大手流通企業イーランドワールドが展開するシューズセレクトショップ「フォルダー(FOLDER)」事業を譲り受ける。5月27日に韓国公正取引委員会から正式承認を取得した。

ABCマートは韓国市場で同名ショップ「ABCマート(ABC-MART)」を中心に店舗網を拡大してきた。一方、「フォルダー」は「ナイキ(NIKE)」や「アディダス(ADIDAS)」などグローバルブランドを取り扱うシューズセレクトショップとして知られ、韓国主要都市で35店舗を展開。年間売上高は約1000億ウォン(約105億円)規模に達する。

今回の事業譲受を通じて両社が培ってきた販売ノウハウやインフラを統合。グローバルブランドとのパートナーシップを強化し、商品ラインアップの充実やトレンド提案力の向上を図る。ABCマートは韓国市場でのプレゼンス拡大につなげたい考えだ。

譲受対象は「フォルダー」27店舗で、一部を除く店舗在庫や店舗運営に必要な設備や電子機器、商標権、営業権、オンラインモールおよびインスタグラムアカウントの運営権などを含む。従業員68人の雇用も引き継ぐ。現金預金や売掛債権などの資産、対象外店舗に関する資産・負債は原則として承継しない。

イーランドワールドは1982年設立の韓国大手小売企業で、低価格帯から高価格帯まで幅広いブランドを展開するマルチブランド戦略を強みとする。今回の譲受価額については非公表としているが、ABCマートによれば金額は僅少で、自己資金による現金決済を予定している。ABCマートは、今回の事業取得によって中長期的な事業拡大と業績向上を見込むとしている。2027年2月期の連結業績への影響については現在精査中で、今後開示する予定だ。

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