丸山木材ホールディングスはこのほど、ヘアケアブランド「リングス バイ ミート ツリー(RINGS BY MEET TREE)」を立ち上げた。ラインアップは“モイストリペアシャンプー”(400mL、1595円/レフィル340mL、1210円)と“モイストリペアトリートメント”(400mL、1595円/レフィル340mL、1210円)の2品。全国のバラエティーショップと公式ECサイトで販売しており、3月中旬からは「アインズ&トルペ」でも扱う。卸を中心に展開し、若年層の獲得を図る。
ブランドコンセプトは「年輪のように引き締まる、ストンとした艶髪へ」。年数を重ねながら成長する木の年輪を着想源とし、若年層の髪悩みで多いうねりにアプローチする土台ケアを提案する。
シャンプーとトリートメントには共通成分としてトステアとレブリン酸を配合。さらに吸着型ケラチンとヘマチンを加え、艶のあるまとまりやすい髪へ導く。シャンプーにはアミノ酸系とPPT系の洗浄成分を採用し、潤いを保ちながらやさしく洗い上げる仕様とした。香りはフローラルとサボンをベースに国産ヒノキ精油をブレンドしている。
卸参入でビジネス規模拡大へ
丸山木材ホールディングスは岐阜県中津川市に本社を置く、100年以上の歴史を持つ木材メーカーだ。「日本の木の魅力を多くの人に伝えたい」という思いと事業の多角化を背景に、主にヒノキ精油を使用したコスメブランド「ミート ツリー(MEET TREE)」を2021年に立ち上げ、化粧品市場に参入した。中津川市内のカフェ併設店舗でも取り扱っているが、主な販路はECサイト。主要顧客層は30代以上の女性で、現在は年商1億円規模のビジネスに成長している。
一方、販路が限られていた点に加え、シャンプーが400mLで1980円、ハンドソープが400mLで3300円という価格帯での展開から、若年層の獲得に課題があった。そこで、新ブランド「リングス バイ ミート ツリー」では、価格帯とパッケージを若年層向けに設計。価格は流通で販売しやすい水準から逆算して設定した。これを踏まえて処方を設計し、既存ブランドよりも手に取りやすい価格帯で展開する。ヘアケア領域から新たな顧客層にアプローチするとともに、卸展開を本格化し、ブランド成長の加速を図る。
新ブランドの立ち上げにより、化粧品事業全体で3~4億円規模のビジネスへの拡大を目指す。今後はヘアケアブランドで得た流通ノウハウを生かし、「ミートツリー」でも卸展開を検討する。