2月23日に発行する「WWDBEAUTY 2025下半期ベストコスメ」のスピンオフ企画として、WWDJAPAN編集部ビューティチームのベストバイを紹介する。新作発表会をハシゴし、新作情報に目を通し、商品担当者に取材し、実際に使用して検証を重ねてきた。そうした取材を経て、「買って良かった!」「使って良かった!」と記者自身が本当に納得したアイテムを選出。今回の対象は25年7〜12月発売のアイテムで、一部では26年発売のアイテムも先取りして紹介する。「WWDBEAUTY 2025下半期ベストコスメ」とともにぜひチェックを!
【スキンケア部門】
「カネボウ(KANEBO)」
“クリーム イン デイⅡ”
全ファンデが覚醒する本気のクリーム
/新関 瑠里「WWDJAPAN」 ヘッドリポーター
こんなにメイク崩れがなく、高保湿で最高な艶感が続くクリーム兼化粧下地があっていいのでしょうか。初代も大人気でしたが、私が出合ったのはこの2代目。“モロモロ”無縁で完璧な艶、このクリームを仕込むとどんなファンデでも本来の良さが一斉に本領発揮するほど。化粧水とこれだけでファンデのノリが劇的に変わるのです、本当に。すでに3個目に突入していますが、ビール三昧で肌がお疲れな日も、汗をかきながら熊野古道を歩いた日も、冬の乾燥が厳しい日も、崩れない・焼けない・ツルピカな肌でいられました。人生で一度は絶対に使うべきと本気で叫びたくなるクリームです。
「ファス(FAS)」
“ザ ブラック リフト アイ クリーム”
発酵の力で目元の印象を格上げする1本
/澤田 まり子「WWDJAPAN」編集部記者
年々目元の皮膚の元気がなくなり、シワっぽく痩せた印象に。さすがにまずいと危機感を募らせていたところ出合ったのがこちら。ブランドが発酵技術の開発や素材研究を積み重ねて得た知見により、潤いとハリ、立体感を同時にサポートします。濃密なのに重くないテクスチャーが心地よく、初めて使った翌朝のふっくらとして艶々のまぶたは感動ものでした。使いやすいプッシュ式の容器も、少々面倒なアイクリームの塗布を毎日続けられる理由です。今では塗らずに寝ると不安になるほど信頼しています。まつげにアプローチできる点も魅力。
「メグリー(MEGLY)」
“シュット”
10秒で運動後のスッキリ顔に
/沼璃子「WWDJAPAN」編集部記者
カッサや顔の体操など、むくみ対策はさまざま試してきましたが、私に最も効果があったのは運動でした。とはいえ仕事前に運動するのは難しく、朝のむくみは仕方ないと諦めていましたが、こちらを使うと10秒で運動した後のような顔になれます。1回の使用だけで顔の引き締まりを感じられる即効性に加えて、長期的なエイジングケアにもつながるのがうれしいポイント。細かいミストが肌の素地を整えてくれて、その後の化粧水のなじみやファンデーションのノリも後押ししてくれるので、朝からハッピーに出社できます。
【メイクアップ部門】
「ディオール(DIOR)」
“アディクト リップグロウ バター 103トフィー”
“メイクのバランサー” 理想のヌードリップ
/浅野ひかる マーケティング部ソーシャルデスク
スモーキーなアイメイクと広めに入れるチークにハマった下半期、リップのバランスに悩みました。色味が強すぎると抜け感がない、かといって血色感や潤いがないとお疲れ顔になってしまう、そのバランサーとしてぴったりだったのがこのカラー!“103トフィー”は、素の唇をさりげなく底上げしてくれるキャラメルのようなウォームベージュで、メイク全体のバランスを整えてくれる理想のヌードリップでした。ぷるっと唇をボリュームアップしてくれるテクスチャーも心地よく、迷ったらこれ!というくらい使い込みました。
「シャネル(CHANEL)」
“レ キャトル オンブル ブトン 239 ブトン バロック”
心を掴まれた、洗練パープル
/和田 実桜「WWDJAPAN」編集部記者
左上の鮮やかなパープルカラーに、一目で心を奪われました。ラメの輝きや光沢感は繊細で、単色使いでも、レイヤリングしても上品にまとまるのが魅力。アイメイクをする日には、気づけば自然と手が伸びている存在です。以前、姉と会った日にこのアイシャドウをつけていたところ、「どこのアイシャドウ?」と聞かれ、後日同じものを購入していたというエピソードも(笑)。アイシャドウ表面に刻まれたボタンのモチーフや、付属ポーチにあしらわれたデザインまで含めて、メイク時間そのものを高揚させてくれる一品です。
「フジコ(FUJIKO)」
“マルチ イージー パレット 03 エモーショナル ヌード”
“爆速出社”したい私の味方パレット
/戸松 沙紀「WWDJAPAN」編集部記者
1分、1秒でも長く寝ていたい私の味方「フジコ」の“マルチ イージー パレット”。キャッチコピー通り「メイク迷子の救世主」な存在で、寝ぼけていても好きな色をササっとアイ・チーク・眉などにのせるだけで顔がまとまるんです。今日はどれにしようかな?とポーチを漁る時間もカットできて、“爆速出社”したい私にはうれしいポイント。中でも小洒落た印象になれる“エモーショナル ヌード”がお気に入りで、私好みのしっかり発色!「マルチパレットってこんなに便利なんだ」と実感させてくれた一品です。
【ヘアケア部門】
「ブライト(BRIGHTE)」
“シャワードライヤー”
さよなら、アウトバストリートメント!?
/本橋 涼介「WWDJAPAN」ヘッドリポーター
「オールインワン」や「リバーシブル」といった多機能アイテムにありがちな、「結局どちらの機能も中途半端」というジレンマ。このシャワードライヤーに対しても正直、ミスト機能の期待値は当初、半信半疑の状態でした。ところが、その先入観は見事に裏切られることに。速乾を実現するパワフルな風量がありながら、指通りはどこまでも滑らか。気になっていたうねり毛も解消され、クオリティーの高さに驚いています。専用ミストのコストは発生するものの、ケアの手間を省きつつこの仕上がりが手に入るなら、投資価値は十分では。「プラマイプラス」な逸品です。
【フレグランス部門】
「イソップ(AESOP)」
“アバヴ アス、 ステオーラ オードパルファム”
冷たく温かい二面性のある香りに癒される
/益成 恭子「WWDJAPAN」編集部記者
「イソップ」から登場した“アバヴ アス、ステオーラ オードパルファム”は、ブランド初のアンバーフレグランスです。一般的にアンバーは甘く、ちょっと懐かしい印象のものが多いですが、この香りは冷たさと温かさが共存し、微かに甘さの余韻を感じる絶妙なバランスが秀逸。ピリリとしたカルダモンの緊張感とフランキンセンス(樹脂)の包まれるような温もりが見事に融合した香りです。アンバーでもスパイシーでもない、なんとも言えない落ち着く洗練された香りに日々癒やされています。
「アスレティア(ATHLETIA)」
“オードパルファン アンティル ザ クラウズ クリア”
「肌が持つ香りって何!?」の疑問は使うと分かる
/竹田 紀子「WWDJAPAN」編集部記者
「アスレティア』の精油ブレンドLOVEなので、初のフレグランスの話題には胸が躍りました。と同時に、キー成分である“肌が持つ香りの成分(1-ドデカノール)”には「どういう事!?」とプチ混乱を起こしました。でも、実際に使っているとその意味がわかるんです。肌の上で移りゆく芳香に「これは自分のための香りだ」という感覚になり、1-ドデカノールが持つ“心へのアプローチ”のせいか心がシャンとする。気持ちを高めたり落ち着かせたりする時に香りを使う私にとって、新しい味方ができた気分です。
【愛着高まりフライング選出!掟破りの番外編】
「アリミノ(ARIMINO)」
“スプリナージュ シアーグロス ジェリー”
“もっさり感”を和らげてくれる
/中村 慶二郎「WWDJAPAN」 ヘッドリポーター
私は最近、ようやくマイナンバーカードを作りました。そこに載った自分の顔写真を見て思ったのが、とにかく“もっさい”ということ。私はミディアムのパーマ毛なのですが、海外の悪役レスラーのように見えてしまいました。どうにかしてまともに見えないか試行錯誤したところ、髪を耳に掛けると、少しすっきり見えることが分かりました。しかし、オイルだと耳に掛けてもすぐにとれてしまうし、かといって固めるのも嫌。そんな時、モデルの在原みゆ紀さんが「髪を耳に掛けるときに丁度いい」と話していた“スプリナージュ シアーグロス ジェリー”を使ったところ、まさにその通りでした。本来の対象期間外ではありますが、2026年1月に発売したこちらのアイテムがあまりに印象的だったため特別に紹介します。