LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の化粧品専門店セフォラ(SEPHORA)は1月20日(現地時間)、韓国最大級のヘルス&ビューティ小売りチェーン、CJオリーブヤング(CJ OLIVE YOUNG以下、オリーブヤング)と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。両社は提携を通じ、韓国発のビューティブランドをセフォラの顧客に向けてグローバル展開する。
本提携により、今秋から米国、カナダ、香港、シンガポール、マレーシア、タイなどで、セフォラの実店舗およびオンラインで、オリーブヤングがキュレーションしたKビューティ製品を展開する。27年には、中東、英国、オーストラリアなど他地域への拡大も視野に入れる。
セフォラは現在35カ国に3400の販売拠点を持ち、プレステージ・ビューティ領域における8000万人にもおよぶグローバルな顧客基盤を強みとする。オリーブヤングは韓国国内に1390店舗以上を展開し、Kビューティの発信拠点として存在感を高めてきた。両社はそれぞれの強みを生かし、韓国ビューティのトレンドや魅力を世界規模で訴求する。
セフォラのプリヤ・ベンカテシュ(Priya Venkatesh)=グローバル・チーフ・マーチャンダイジング・オフィサーは、「Kビューティは現在、最も革新的で成長力のあるカテゴリーの1つだ。オリーブヤングとの協業により、韓国ブランドを探求したいと願う顧客に、新しい体験を提供できる」とコメントした。
また、オリーブヤングのイ・ヨンア(Youngah Lee)最高戦略責任者(CSO)は「グローバル展開を推進する中で、パートナーシップを開始できることをうれしく思う。Kビューティへの世界的関心が高まる中、本提携は、主要国際市場における韓国ブランドの展開拡大に向けて意義のある機会になる」としている。
なお、セフォラは19年に韓国市場へ進出したものの24年に撤退。オリーブヤングは昨年2月、ロサンゼルスに米国支社CJオリーブヤングUSAを設立していた。今回の提携は、かつて競合関係にあった両社が協業へと転じた象徴的な動きとしても注目される。