「リーバイス(LEVI'S)」は10月30日、「バブアー(BARBOUR)」との初のコラボレーションアイテムを発売する。170年以上にわたる両ブランドの伝統、クラフツマンシップ、冒険心を称えたコレクションで、「リーバイス」のデニムと「バブアー」のワックスコットンを融合させたアイテムを展開する。取り扱いは、両ブランドの公式サイトおよび各店舗で行う。
両ブランドのアーカイブピースを再解釈し、
融合させたアイテムをラインアップ
“スペイ ワックス ジャケット”(8万4700円)は、「バブアー」のクラシックなスタイルを、タバコカラーのワックスコットン、ブラウンコーデュロイの襟、「リーバイス」のアーキュエットを模ったポケット、トラッカージャケット風の袖口、ウエスタンディテールで再構築した。
“オーバーサイズビデイルジャケット”はワックス(8万8000円)とデニム(6万9300円)の2種類をそろえた。ダークネイビーのワックスコットンに「リーバイス」のプリーツやタータンライニングを施したモデルと、デニム素材にトリプルニードルステッチ、アンティーク調のブラスディテールを採用しワークウエア調に仕上げた。
“タイプ2ジャケット”もワックス(7万400円)とデニム(4万9500円)の2型を用意した。「バブアー」の伝統的なオリーブトーンと「リーバイス」のインディゴデニムをミックスした。
そのほか、コーデュロイパンツやグラフィックTシャツ、ヘビーウエイトのフーディー、ワックスキャップなど、両ブランドのDNAを受け継ぐアイテムがラインアップする。また、ワックス加工のすべてのアイテムには「バブアー」のワックスコットンを使用している。
伝統、労働、反復の美学を表現したビジュアル
キャンペーンビジュアルは、写真家で映像作家の ティーボーン・フレッチャー(Tbone Fletcher)が行った。スタイリングはティリノ・イスポル(Tirino Yspol )が担当。伝統、労働、反復の美学を視覚的に表現し、どんな素人もプロになるには1万時間の練習が必要だ、という「1万時間の法則」にインスパイアされたコンセプトで、熟練した現代のクラフツマンたちをモデルに起用した。
登場するのは、フレンドリープレッシャー(Friendly Pressure)の創設者でカスタムスピーカーを手掛けるシヴァス・ハワード・ブラウン(Shivas Howard Brown)、陶芸家のレーヴ・ローゼンブッシュ(Lev Rosenbush)、家具職人のアンドュー・マセボ(Andu Masebo)、ジュエリーデザイナーのエリー・マーサー(Ellie Mercer)などだ。