ビューティ

ビリー・アイリッシュが香水を発売 自身の“共感覚”から着想

 歌手のビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)はフレグランスメーカーのパーラックス(PARLUX)と共に、初のフレグランス“アイリッシュ”を発売する。米国で11月にD2Cで販売し、価格は68ドル(約7700円)。処方はビーガンかつクルエルティーフリーだ。

 “アイリッシュ”は、ビリー自身のシナスタジア(共感覚。1つの刺激に対して、通常の感覚に加え異なる種類の感覚も生じる知覚現象)から着想した。嗅覚が特に敏感というビリーは「ファッションであれ、髪の毛であれ、音楽に関しても、全て香りにこだわっている。私の人生のあらゆることに関して、香りは特別なもの」と説明する。

 香りはトップノートにシュガーペタルやマンダリン、レッドベリーを、ハートノートにはソフトなスパイスやココア、バニラを、ベースノートにはムスクやトンカビーンズなどを組み合わせた。

 ロリ・シンガー(Lori Singer)=パーラックス社長は「初めて香水をズーム上で作ったのだが、ビリーとは画面上でインスピレーション源などについて話し合った。数多くあるセレブリティフレグランスの中で、(ビリーのように)セレブ自身がクリエイティブプロセスに密に関わっているものが成功する」と明かした。「ビリーは香水を100種類以上持っており、フレグランス愛用者だ。フレグランスに対する熱意は新作も伝わると思う」と期待を込める。

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