ビューティ

仏発クリーンフレグランス「ソンボン」からアロマの心理的効果に着目したラインが登場

 フォルテ(FORTE)が独占で輸入販売するフランス・リヨン発のクリーンフレグランス「ソンボン(100BON)」から11月6日、心や気持ちに働きかける香り“マインドライン”を発売する。7つの香りをそろえる。

 「ソンボン」は元々「エルメス(HERMES)」などの香りを手掛けてきたクロストフ・ボンバーナ(Christophe Bombana)が2017年に立ち上げたブランド。ブランドが次々と大手資本に買収されたり、商品の価格が高騰化したりなど、フレグランス市場の現状に疑問を抱いたボンバーナ氏は天然香料が精神に与える力に魅了され、100%ナチュラルな香りを求めて自身のブランドをスタートした。ブランドポリシーの「自然由来で、環境に優しい製品を手の届く価格で」に基づき、100%天然素材の香料とビオ小麦由来のアルコールを使用している。天然香料は香料メーカーのロベルテ(ROBERTET)が手掛け、製品は全て南仏のグラースで製造されている。また、着色料や石油化学成分不使用、動物実験も行わないこともこだわりポイントだ。全てレフィル対応し、可能な限りプラスチックを使わないようにするなど、環境にも配慮する。手ごろな15mLサイズからそろえ、有名人を起用した広告も打たないことで手頃な価格を実現。現在オードパルファン11種としっかり香る“コンソントレ”のほか、ハンドソープやボディーミスト、ホームスプレーなどを展開している。なお、ブランド名は100%天然原料を用いていることからフランス語で「100」を意味するソン(cent)、同じくフランス語で「香り」を意味するソン(sent)と、地球・肌・心にグッド(良いこと)をもたらすという思いを込めてフランス語で「グッド」を意味するボン(bon)を掛け合わせている。

 今回登場する“マインドライン”は、エッセンシャルオイルの心理的効果に着目して開発された。エッセンシャルオイルの専門家でアロマコロジー(アロマ+サイコロジー(心理学))のエキスパートであるパディ・カナック(Patty Canac)が監修し、全7種の香りをそろえる。それぞれなりたいマインドや気持ちに合わせて選べるようになっている。リラックスしたい時におすすめはヒノキとモミの木を含む11種類のエッセンシャルオイルをブレンドした“1.01【深呼吸する】Nouveau Souffle”、集中力を求めて頭をクリアにしたいときはペパーミントやアトラスシダーをはじめとする11種のエッセンシャルオイルを含んだ“1.03【クリアビジョン】Idees Claire”、心を落ち着かせ、寝つきをよくしたいときはネロリやプチグレンなど9種のオイルをブレンドした“1.06【ベッドタイム】Doux Reves”など、さまざまなシーンに合わせた香りをラインアップする。スプレーは30mLで3000円で、公式サイトやコスメキッチン、ロフト、アットコスメなどで取り扱いがある。

 

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