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“ランシュー界のアップル”と呼ばれる「オン」にロジャー・フェデラーが加入

 “ランシュー界のアップル”と呼ばれる2010年スイス創業のランニングシューズメーカー「オン(ON)」は11月23日、創業の地を地元とする男子プロテニス選手ロジャー・フェデラー(Roger Federer)がシニアチームメンバーに加入したことを発表した。フェデラーのトップアスリートとしての知見を活かし、シニアチームメンバーとしてアドバイザーのほか投資家として「オン」にかかわり、来年中に新商品を発売する予定だという。

 トライアスロンの元トップアスリートで「オン」共同創業者のオリヴィエ・ベルンハルド(Olivier Bernhard)は、フェデラー参画のきっかけに「長年『オン』を愛用していた」を挙げ、続けて「友好が深まるにつれ、テニスコート外でも優れたリーダーであり、新たなことに挑戦する起業家精神をもっていることを知った。デザインとイノベーションに情熱を注ぐ私たちと同じ価値観を共有しているフェデラーがチームメンバーとなることで、とてつもない化学反応が起こると確信している」とコメントした。

 「私はファンとして長年「オン」を愛用してきた。そして創業者たちと話し知れば知るほど、単にスイス出身ということ以外にも多くの共通点があると気づいた。チームメンバーに加わりアスリートとしての経験を生かすことで、この若いパフォーマンスブランドの成功にどれだけ貢献できるかを考えるととてもワクワクする」(フェデラー)。

 なおフェデラーは、昨年ユニクロ(UNIQLO)とグローバルブランドアンバサダー契約を2028年まで結んだことを発表したほか、ナイキ(NIKE)とはキャリア初期の2002年からスポンサー契約を結んでおり、今後の動向に注目が集まる。

【追記 2019年11月26日】11月25日(現地時間)、ニューヨークで記者発表会が開催された。登壇したフェデラーは「東京オリンピックで『オン』のシューズを履いてプレーする可能性はあるのか?」という質問に対し、「テニスシューズに関しては、まだ『オン』と一度も話したことがないから正直何もわからない。オリンピックまでに形になるシューズが出来るかもしれないし、出来ないかもしれない。それは企業秘密ということで(笑)」とコメントした。