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ワールドが「ローラ アシュレイ」のライセンス事業を2020年秋に開始 5年後までに30店舗を出店

 ワールド傘下のワールドライフスタイルクリエーションは2020年秋から、英国のライフスタイルブランド「ローラ アシュレイ(LAURA ASHLEY)」のライセンス商品の取り扱いを開始する。日本のマスターライセンシーである伊藤忠商事とサブライセンシー契約を結び、本国企画商品と合わせ、自社開発のレディスアパレル、ファッション雑貨、生活雑貨を製造・販売する。百貨店を中心に、2021年3月期に7店舗、25年3月期までに計30店舗の直営店出店を計画するほか、公式ECも立ち上げる。売上高は、卸事業と合わせて30億円を目指す。

 「ローラ アシュレイ」は、国内ではイオン(当時ジャスコ)が子会社を通じて1986年から百貨店やイオンモールなどに直営店を出店し販売してきたが、売上高は2015年ごろの約150億円をピークに縮小(17年2月期で117億円)。18年9月17日までに全国108店舗を閉店し、事業から撤退した。それと入れ替わる形で、伊藤忠商事が同ブランドの独占販売権とマスターライセンス権を18年9月に取得していた。

 伊藤忠商事はワールドとのサブライセンシー契約締結により、「(ワールドの)全国の百貨店を中心とした販売網、店舗開発・運営のノウハウにより、ブランドの価値向上ができる」(福嶋義弘・執行役員繊維カンパニーブランドマーケティング第二部門長)と期待する。また、「高付加価値なモノ作りや独自の世界観をぶらさない」ために販路は百貨店に絞り、「従来からのファンである中高年女性に軸足をおきつつ、よりエイジレスにターゲットを広げていきたい」とする。

 一方のワールドグループは、「ローラ アシュレイ」を取り扱うことで、非アパレル分野の強化をさらに進める。西川信一ワールドライフスタイルクリエーション社長は、「(『ローラ アシュレイ』は)アパレルだけでなく、花柄をシグネチャーとした生活雑貨もとても人気が高い。アパレルだけで勝負することが難しくなる中で、ライフスタイルの分野を強化したいという当グループのニーズに一致した」と話す。