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ノイズキャンセリング付きヘッドホン ソニーなど、おしゃれモデルの使いこなし術とは?

 家電女優の奈津子です。iPhoneからイヤホンジャックが消えたことが後押しとなり、ワイヤレス型のヘッドホン市場が好調です。中でも伸びているのがノイズキャンセリング機能付きの製品と言います。ヘッドホンに搭載されたマイクが周囲の騒音を拾い、逆位相の音波を発することで雑音を低減させるという機能なんですが、音質がクリアに楽しめるうえに雑音が減り、自分の世界に没入できるため仕事や個人作業がめちゃくちゃはかどるので病み付きに。一度使ったらもう普通のヘッドホンには戻れませんよ!

 今回は基本性能のほかに、特徴的なデザイン性を切り口に、仕事編・休日編・デート編とそれぞれのモード別におすすめの3製品をご紹介します。

(仕事編)通勤スタイルに合うソニーはズバ抜けた賢さ

 一つ目はソニー(SONY)の「ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM2」。マット加工されているイヤーカップ部は丸みを持たせず、あえてズバっと切りとられたブロックのような施しがされています。頭にかかるヘッドバンドの太さは他機種よりもやや細めのシルエットで、全体的にインダストリアルな印象。主張しすぎないのでシンプルな通勤スタイルにさらっとなじみます。音質は、個人的には中〜高音域が綺麗なので女性ボーカルの曲やバラード、エレクトロニックな曲にマッチしている印象です。尚、「NCオプティマイザー」機能によってユーザーの、髪型やメガネの有無、装着ズレなどの個人差を数秒で検出し、最適なノイズキャンセリング性能を発揮するのだそう。うーん、スマート♡

 また右手をヘッドホンの右側に添えると一時的に音楽の音量を絞って周囲の音を聴けるようにする「クイックアテンションモード」が搭載されているため電車やバスでの乗り過ごしを防止でき、とっさの会話時にも便利。専用のアプリと連携させれば、ペアリングしているスマホの加速度センサーにより、ユーザーが止まっているのか・歩いているのか・走っているのか・乗り物に乗っているのかを検出し、あらかじめ各パターンで設定しておいたノイズキャンセリングや外音取り込みのモードに自動で切り替えてくれます。価格は2万8800円(編集部調べ)。仕事で屋内と屋外の両方を行き来する人や、シンプルなデザインのモデルを探している方におすすめ。

 個人的には、変形デザインのインナーにぴたっとしたシルエットのタイトスカートを合わせてスマートに装着することをオススメします。

 ちなみに現在は同様の機能を引き継ぎながら、ノイズキャンセリング性能をより強化した後継機種「WH-1000XM3」(実勢価格3万9880円)も発売されています。

(デート編)柔らかいデザインのパナは装着感がダントツ

 パナソニック(PANASONIC)の「ワイヤレスステレオヘッドホンRP-HD600N」はありそうでなかった絶妙なオリーブグリーンの色みがポイント。イヤーパッドの装着感が快適で、長時間つけていてむれづらいので、汗っかきの方でも安心して付けられます。イヤーカップの表側は先ほどのソニーとは一転、ゆるやかなラウンド型をした優しいフォルムで、太めのヘッドバンドにはたっぷりとしたクッション加工がされています。全体的には良い意味でメカっぽさがないので、カジュアルな装いにもフォーマルな装いにも程よくアクセントになります。

 私はこれ、夫ともよく共用するんですが頭蓋骨の大きさが全然違う男女でもヘッドバンドを調節するだけで装着感がとても良い万能な設計ってスゴくないですか……?

 音質は全体的なバランスが非常に良く、J-POPから洋楽、クラシックまで幅広い曲を楽しめる印象ノイズキャンセリング機能では前述のソニー同様、右側のイヤーカップ部に触れると一時的に音楽のボリュームを絞り、外音を取り込める「ボイススルー機能」があります。このモードでは他機種以上に外部の“人間の声”がしっかりと聞けるように思います。

 価格は2万円(編集部調べ)。普段から色んなジャンルの服装を着るという方、何よりも装着時の快適性を求めるという方におすすめです。

 私はこれ、あえてラグジュアリーなワンピースと合わせて「大人の抜け感」を演出する着こなしを勧めたいですね。

(休日編)紛失しても探せる!スカルキャンディーは音楽を体感できる

 最後は、スカルキャンディー(Skullcandy)の新作「Crusher ANC サブウーファー搭載ノイズキャンセリングヘッドホン」。同社は全米売り上げ数量No.1のオーディオブランドです。カシスの果汁を彷佛とさせる深いレッドと整ったフォルムは大人セクシーな印象です。

 白Tにデニムと合わせてももちろん可愛いのですが、コートや小物を同系色でまとめると華やかさがUP。同社では「史上最高の没頭体験」をテーマとしていて、重低音は鳥肌がたつレベルでダイナミック。個人的にはこれで聴くヒップホップ、ロック、R&B、ジャズは最高です。しかも!よく持ち物を紛失してしまうという人のために、本体には紛失防止タグ「Tile」機能を搭載。おかげでいざという時スマートフォンでヘッドホンの場所を探しだすことが可能なのです!あ〜助かる!

 内部には音に合わせて振動するセンサリーベースを搭載。この機能は曲に合わせてハウジング部分がブルブルブルっと振動し、骨に届くような振動を感じられるというもの。そのため、音楽を聴いているというよりも“体感している”という表現のほうがぴったりです(オフにすることも可能)。さらに「パーソナルサウンド機能」では、専用アプリでユーザーの聴力測定をし、サウンドプロファイルを作るため左右で微妙に違う聴こえ方も微調整して音を鳴らすようにしてくれます。このおかげで、これまで拾いきれていなかった音までしっかりと聴こえるようになるので、ヘビロテしていたお気に入りの曲でも新しい発見があってビックリ。音楽への没入感の度合いで言うとこのモデルが一番かもしれません。

 価格は3万6300円。ヘッドホンによってコーデに華やかさを足したい方、新しい音楽体験をしてみたいという方はぜひ使ってみてくださいね。

 それでは皆さま、ステキなヘッドホンライフを!

奈津子(家電女優):ドラマ「野ブタをプロデュース」で女優デビュー。その後SDN48でアイドルとして活動し、卒業後に家電アドバイザーGOLD等級を取得。現在はテレビ東京系列「なんでも鑑定団」、東京FM「スカイロケットカンパニー」出演中。インスタグラム「natsuko_kaden」では愛用の家電を紹介中