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片寄涼太がジャーナルスタンダードに来店 ファンの目の前で公開インタビュー

 ジャーナルスタンダードは、アーティストの片寄涼太によるプロジェクト「エクスプレス マイ マインド(EXPRESS MY MIND)」とコラボした6型の白Tコレクション“WHITE TEE CITY SERIES”の発売を記念し、9月19日にジャーナルスタンダード表参道店でローンチイベントを開催した。イベントには、表参道店でコラボTシャツを購入した人の中から抽選で30人を招待。片寄本人が来店し、「WWDジャパン」による公開インタビューを行った。終盤にはファンによる質疑応答へと発展し、終始貴重な時間となった。ショップのエントランスでは、コラボのコンセプトである「本質の新時代」を意味する“THE NEW ERA OF TRUE NATURE”を片寄本人がドローイングで描き、イベントは大盛況で幕を閉じた。公開インタビューの一部を紹介する。

WWD:「エクスプレス マイ マインド」は片寄さんの歌手活動とは別のコラボレーションプロジェクトですが、改めて、「エクスプレス マイ マインド」とはどういった活動なのかを教えてください。

片寄涼太(以下、片寄):コラボレーションをきっかけに、日本からカルチャーを発信するプロジェクトです。その延長に日本とアジアをつなげられたらいいなという願いも込められています。

WWD:世界の中でもアジアを活動の舞台にしている理由はなんでしょう?

片寄:もちろん、メインは日本での活動がベースですが、今、アジアは世界の中でも注目されている地域の一つですし、エネルギーがすごくある場所。僕自身、今や国境を越えてすぐに行ける時代が来ていると肌で感じた1年間だったので、そういった経験から、まずはアジアを中心に考えています。

WWD:今回の「ジャーナルスタンダード」とのコラボレーションに至った経緯を教えてください。

片寄:僕が3月に上海で行った「エクスプレス マイ マインド」というファンミーティングで、その時の映像やメモリーブック、そこで販売したアパレルなどに興味を持っていただいたのがきっかけです。それで、一緒に何かアジアに向けて発信できることをやろうとスタートしました。

WWD:6型のTシャツ“WHITE TEE SERIES”は、アジアの6都市「北京、上海、香港、台北、東京、大阪」をイメージしたと聞きました。片寄さんが得に好きなアジアの街だとか?

片寄:はい、全て自分が行ったことのある街です。僕は大阪出身なので大阪のことは当然分かるのですが、それぞれの街にそれぞれのカルチャーや歴史があって、本当にエネルギーが溢れている。そういった街が同士が、白いTシャツのプロジェクトを通してつながれるのが、素敵だなと思ったんです。

WWD:“WHITE TEE SERIES”について、それぞれのデザインポイントを教えてください。背面に大胆なスリットが入ったモデルやヘムのラウンドしたモデルなどが印象的ですね。

片寄:僕がこだわったのは、実は“ポケットや装飾を付けない”ということなんです。白Tのバリエーションなので、1型ぐらい胸ポケットがあってもいいと思われるかも知れませんが、そうじゃなくて、ディテールで存在感が出る6スタイルにしたいと思いました。全型素材が違うのもこだわりです。ウィメンズの“台北”(背中に大きなスリットが入ったモデル)も、あえてファッションとして男性にも着ていただきたいなと思います。

WWD:片寄さん自身は今日はジャケットに合わせていますが、今回のコラボTシャツをどんな風に着て欲しいですか?

片寄:白Tって何も描かれていないキャンバスなんですよ。なので、自由に着ていただきたいという思いもあります。前後逆に着るのもいいかも知れないし、もし絵が好きな方であれば、本当に絵を描くのでもいいですし。人それぞれの着こなしができるのも白Tの意義なのかなと思います。

WWD:ウィメンズはどんな女性をイメージしましたか?

片寄:白Tを着たことがない女性って、ほぼいないと思うんですよね。今回は、例えばシンプルな白Tにデニムみたいに、普遍的なスタイルにひと味加えられるTシャツをイメージしてデザインしました。

WWD:白と黒を基調としたビジュアルも印象的ですが、プロジェクトのクリエイティブディレクターに中国のKIKI ZHOU(周卉卉)さんを起用した理由は?

片寄:KIKIさんは今回だけじゃなく、3月に行った「エクスプレス マイ マインド」のファンミーティングでも関わってもらってもらいました。日本のことも分かっている中国の方なのですごく視野も広く、重要なプロジェクトパートナーです。

WWD:プロモーション動画とビジュアルは、白と黒の世界が印象的でした。制作時のエピソードを教えてください。

片寄:制作中に色を入れるというアイデアもあったのですが、最終的な白と黒のビジュアルを見て、個性もあって統一感もあるのが今回のプロジェクトにピッタリだなと思いました。実際にTシャツを着て撮影もして、白と黒の世界がシャープでいいなと。

WWD:今回のプロジェクトは台北の誠品書店で先行してローンチイベントを行いましたが、現地の雰囲気はどうでしたか?

片寄:すごくアットホームな雰囲気で、台北のファンもたくさん来てくださいました。自分のこれまでの活動を振り返ったりしながら、今回のプロジェクトの紹介もさせていただき、てとも温かい反応で楽しんでもらえました。ジャーナルスタンダードさんによるファッションショーも行われたのですが、歴史ある書店で、ファッション、アート、本など、いろんなものが融合された先鋭的なショーがとても刺激的でした。