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【平成プレイバック】 ジュンの佐々木進社長が振り返る「服の値段」

 平成はあらゆる商品の価格が下がりましたが、下げ幅でいえば服が一番ではないでしょうか。実感としては半分、いや3分の1くらい。6万円だったスーツが、2万円くらいでそこそこのものが手に入るようになった。情報や生産地が地球規模で拡大した全体構造の中の必然でした。半導体のように価格の変動が一気に起こるのではなく、服は20年近い年月をかけてじわじわと下がりました。ゆでガエルの理論で、気づいたときにはもう遅い。幸いジュンは昨年創業60周年を迎えられたわけですが、先手先手で大胆に対応することが重要だと痛感しています。

佐々木進社長:1965年生まれ。アメリカ留学後、四方義朗氏が率いるサル・インターナショナルで国内外のファッションショーの演出や選曲に携わる。89年ジュンに入社。「アダム エ ロペ」ほか、「A.P.C.」のオンリーショップなども立ち上げる。98年常務に就任。2000年9月から現職

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