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ワークマン次期社長に小濱取締役 「ワークマンプラス」拡大戦略を引き継ぐ

 作業着のワークマンは、4月1日付で取締役スーパーバイズ部長の小濱英之氏(49)が次期社長に昇格するトップ人事を発表した。現社長の栗山清治氏(64)は取締役に退き、6月の株主総会後に退任する。今年からカジュアル業態「ワークマンプラス(WORKMAN PLUS)」の出店を拡大するのを機に経営の若返りを図る。

 次期社長の小濱氏は1969年群馬県生まれ。高崎商科短期大学商学科を卒業後、90年にワークマンに入社。海外商品部長や商品部長などを経て、2017年から取締役を務めていた。

 ワークマンは、ショッピングセンターのベイシア、ホームセンターのカインズ、コンビニのセーブオンなどを擁する流通大手ベイシアグループに属する専門店チェーン。09年に社長に就任した栗山氏は8期連続の増収増益を達成するなど同社の成長を指揮してきた。昨年9月に1号店を開いた「ワークマンプラス」を20年3月期までに65店舗に拡大する計画が小濱氏に引き継がれることになる。

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