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スウォッチ撤退のバーゼルワールドで運営母体のCEOが辞任

 スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)の撤退で揺れる世界最大の時計・宝飾の合同展示会バーゼルワールド(BASEL WORLD)を運営するイベント会社、MCHスイス エキシビション(MCM SWISS EXHIBITION)の親会社MCHグループ(MCH GROUP)のレネ・カーン(Rene Kamm)最高経営責任者(CEO)が辞任した。

 カーンCEOは1999年にバーゼルワールドの運営トップとして同グループに入社。2003年から実に15年近くCEOを務めてきた。アートバーゼルの立ち上げや事業の国際化にも多大に貢献したという。しかしながらグループは、「根本的な変革が必要な時期との認識に基づき、経営上のリーダーシップの交代も迫られているという結論に達した」と述べている。

 スウォッチ グループのフェア撤退表明が引き起こした、大きな地殻変動だ。

 MCHグループは5月末、フェアのマネージング・ディレクターの辞任・交代を発表。さらに7月30日には新マネージング・ディレクターの下、「19年のバーゼルワールドを魅力的なマーケティングとコミュニケーション、イベントの場に変えることに最優先で取り組む」と宣言したばかりだった。

 バーゼルワールドは、17、18の2年間の間に約850ものブランドが出展を取りやめ、16〜18年の3年間で来場者は約15万人から約10万人に激減したとされる。8月末には19年のフェアの詳細な内容を発表するとしている。