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アローズ物流センターを再編 13億円以上を投資しマテハン機器を導入

 ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS以下、UA)は今期(2019年3月期)経営戦略の柱として、物流センターを再編する。千葉県流山市にあるDPL流山の、約3万平方メートル強のワンフロアを新センターとして活用し、5月14日から稼働する。これまで、千葉県柏エリアに2カ所、江東区辰巳に1カ所あった物流を、柏と流山の2拠点に絞る。新センターでは倉庫内の運搬、入出荷作業をサポートする大型マテハン機器を約13億円かけ導入し、物流コストの効率化を図る。中長期成長を見据え、安定的な物流運営と小売り環境の物流業界変化に対応できるキャパシティの確保を目指す。

 物流センター再編の背景には「人手不足や事業構造の変化による物流費、売上高物流比率の上昇、そして複雑化した物流運営の改善が求められていた。今後は、「UA」や「ビューティ&ユース(BEAUTY & YOUTH)」に比べ単価は安いが『グリーンレーベルリラクシング(GREEN LABEL RELAXING)』と『コーエン(COEN)』の拡大を目指す中、今の物流体制のままでは、売り上げが高まると物流費率まで上昇することになる。そのため、今の段階で手を打っておくべきだと思った。中期ビジョンにおいて、確実なリターンにつながる投資だと判断した」と竹田光広UA社長は語った。

 大型マテハン機器の導入で、従来に比べ、少人数で極めて効率の高い業務が行え、物流コストの低減化が図れる。再編により、19年3月期においてはシステム移行などで5億円弱のコスト増となるが、20年3月期以降は毎期2億~4億円前後のコスト減を見込む。