ファッション

ストライプが日本企業協業で上海に新業態 中国事業を再強化

 ストライプインターナショナルの中国法人、ストライプチャイナリミテッドは9月22日、新業態「アース ミュージック&エコロジー トーキョー(EARTH MUSIC&ECOLOGY TOKYO、以下、アーストーキョー)」を上海にオープンする。場所は、上海中心部の中山公園エリアにある大型ショッピングモール、龍之夢購物中心。店舗面積は1157平方メートル。

 「アーストーキョー」のメーンターゲットは、日本文化が好きな20〜30代の都会的な女性。“STAY IN TOKYO”をテーマに、ストライプグループ以外のガールズブランドなども展開する。店頭では、ガーリーなスタイルの“交流”と通勤着に使える“仕事”、カジュアルスタイルの“生活”の3つのシーンを提案する。

 グループブランドは、「アース ミュージック&エコロジー」の「スペシャルエディション(SPECIAL EDITION)」や「ナチュラルレーベル(NATURAL LABEL)」や「リュクス(LUXE)」などの複数のレーベルや「イーハイフンワールドギャラリー(E HYPHEN WORLD GALLERY)」、「イーハイフンワールドギャラリー ボンボン(E HYPHEN WORLD GALLERY BONBON)」、「アメリカンホリック(AMERICAN HOLIC)」「グリーンパークス(GREEN PARKS)」「メゾン ド フルール(MAIDON DE FLEUR)」など。これらに加え、レイ・カズンの「レイカズン(RAY CASSIN)」や「ダブルネーム(DOUBLE NAME)」、フォピッシュの「ハニーサロン(HONEY-SALON)」、恵山の「ミーア(MIIA)」、ディーアンドエーの「ティティー&コー(TITTY & CO.)」、ジャヴァコーポレーションの「クイーンズコート(QUEEN'S COURT)」と「ビッキー(VICKY)」などを中心にそろえる。また、サブカルチャーの提案として、大人のためのゴシック&ロリータファッションのゴールドシールの「ミホマツダ(MIHO MATSUDA)」や学生服の「このみ(CONOMI)」、子ども服の「シャーリーテンプル(SHIRLEY TEMPLE)」なども販売する。

 今後は、中国の人気インフルエンサーの钟恩淇や日本在住の日系ファッションブロガー、朱茱树大表姐、「エツナ オオツカ(ETSUNA OTSUKA)」のデザイナー、悦奈らとのコラボレーション商品も順次販売していく。オープン時の取扱ブランド数は、グループブランド10、セレクトブランド34の合計44を予定。

 商品構成比は、ウィメンズアパレル85%、キッズアパレル5%、服飾雑貨10%。ストライプグループの商品は全体の40%、セレクトブランドの商品は60%をそれぞれ占める。想定する平均客単価は、600〜750元(日本円で1万〜1万2000円程度)。年間4億円規模の売上高を目標とする。オープンと同時に、アリババグループが運営する中国のECサイト「Tモール(天猫商城)」にも出店する。

 ストライプは2011年、「アース」で中国進出。15年度のピーク時には、「イーハイフン」などを含め、中国全土で100を超える出店をしていたが、現在は34店舗に減らした。「アース」の店舗はそのうち26店舗になる。

 他社含むセレクト業態は、昨年から「アース」の国内路面店に限り、「セレクトストア」として業態転換してきた。石川康晴・社長は、「中国事業スタートから約6年が経ち、大きな転換期に差し掛かっている。アジアや欧米の海外ブランドと戦うために、これまでの小型店戦略から、存在感のある大型店舗とTモールでのEC事業を中心に戦略転換する。他社と取り組むことで、“東京のカルチャーやファッション”の認知度向上とブランド力強化を図り、中国における日系アパレルの新たな活路を見出したい」とコメントする。

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