ビジネス

リシュモンがスイス免税店の少数株式取得 免税事業を強化

 コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)はスイスの免税店、デュフリー(DUFRY)の株式5%を取得した。今回の取引の目的は、今後需要が増すとみられるトラベルリテール部門の強化だ。

 ヨハン・ルパート(Johann Rupert)=リシュモン会長は、「ラグジュアリー消費のトレンドは徐々に旅行に向かう。人工知能(AI)やロボット化などの技術革新は仕事環境を変え、人々により多くの自由時間をもたらすだろう」とコメント。さらに、「15〜20年後に人々が何をするかを考えたとき、旅行をするだろうと思った。彼らはさまざまな国を訪れ、経験を求めるだろう。この変化により、トラベルリテール分野は面白くなる」と説明した。

 業界筋は、リシュモンの動きにはさまざまな意味があるとし、「株式保有により、リシュモンの傘下ブランドは、主要空港でより良いロケーションでの販売を実現できる」と指摘。また、ルカ・ソルカ(Luca Solca)=エグザンBNPパリバ(EXANE BNP PARIBAS)マネジング・ディレクターは、「旅行者の数は今後5〜10年間で、世界のGDPレベルを上回る成長を続けると予想される。リシュモンは『モンブラン(MONTBLANC)』の復調に貢献したスモールレザーグッズなどを売ることができる」と話した。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

「スポーツブランド」の好調をファッションスタイルの二極化から読み解く

近年、スポーツブランドの好調が続いています。2025年スポーツブランド世界売上高トップ15の企業のうち、13社は昨年度比プラス成長、どのブランドも自身の強みを打ち出しながら市場の中で独自性を発揮しています。好調の要因はスポーツ世界大会の影響やスポーツコミュニティーの形成などさまざまですが、ファッションシーンの中での影響力の強まりも無視できません。元より、ファッションの1ジャンルとして確立しているス…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。