ファッション

「アニヤ・ハインドマーチ」がカスタマイズの集大成となるバッグ発売

 「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」は5月17日、カスタマイズの”集大成”ともいえる、自由にパーツを選んで作り上げるバッグ“ビルド・ア・バッグ(BUILD A BAG)”を発売した。ベースとなるのは、2017-18年秋冬のランウエイショーで披露された新作の“バケット・バッグ(BUCKET BAG)”。シンプルなデザインのボディーに、付け替えのハンドルや、ストラップ、チャームなどのアイキャッチなアクセサリーを加えることで自分だけのオリジナルアイテムを作ることができる。ボディーはスモールとラージの2サイズで、黒やバーガンディーなどさまざまな色のカーフレザーに加え、シアリングとパイソンも用意。ハンドルとアクセサリーは、レザーのクラフトを生かしたものから、シアリングやミンクを用いたラグジュアリーなものまでバリエーション豊富にそろえる。

 価格帯は、ベースとなるバッグ(ボディーに同系色のハンドル1本を付属)のスモール13万5000~30万円、ラージ15万~42万円、ハンドル2万~6万円、ストラップ5万3000~8万3000円、アクセサリー2万3000~6万円。現在、青山店とギンザ シックス店、オンラインショップのみで取り扱っており、6月28日~7月11日には伊勢丹新宿本店1階のハンドバッグ/プロモーションで、7月19〜25日には阪急うめだ本店1階のプロモーションスペース12で、ポップアップショップを開催する。

 アニヤ・ハインドマーチ(Anya Hindmarch)=デザイナーは、「私が好きなのは、美しく、クオリティーに関して妥協のないもの。ぜいたくで柔らかなレザーを使った、シンプルであるがゆえに美しいバッグは、結果として、体に寄り添ってくれます。その一方で、そこにあれこれ加えることも楽しいものです。例えば、私の友人は、お父さんから譲り受けた紳士用の腕時計にリボンを巻いて身に着けています。こうすることで、その人だけでのものになるし、素敵だし、生真面目に作られたものにここが和む要素を加えてくれると思います。しっかりとしたクオリティーのものに、いたずらっぽいものを加えることで、1+1以上の結果になると常々考えています」とコメントしている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬パリコレ特集 デザイナーたちからの提案「何気ない日常を特別に」

3月18日発売号の「WWDJAPAN」は、2024-25年秋冬パリコレクション特集です。2月末から3月にかけて約100ブランドが参加して開催されたパリコレを現地取材し、その中で捉えた次なる時代のムード、デザイナーの視点をまとめました。ファッションデザイナーたちから届いた大きなメッセージは「何気ない日常を特別に」。戦争、物価高騰、SNS疲れと私たちを取り巻くストレスはたくさんありますが、こんな時代だ…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。