ファッション

韓国「スタイルナンダ」が原宿に旗艦店 今夏オープン

 韓国EC発の「スタイルナンダ(STYLENANDA)」が今夏、原宿に世界初の旗艦店オープンを予定している。「スタイルナンダ」を運営するナンダは昨年春、伊勢丹新宿本店と阪急うめだ本店、博多阪急に出店し、日本に本格進出した。秋には、日本法人を設立。今年1月末に、阪急2店舗を閉店しており、現在は伊勢丹のみ取り扱う。今後、原宿新旗艦店を拠点に、日本事業に拍車をかける。

 「スタイルナンダ」は、2004年に韓国の大手通販サイトでスタート。翌年単独ECサイトを立ち上げ、10年以降は、海外向けECの商品翻訳・CS対応システムを構築し、市場開拓を進めてきた。アパレルの「ナンダメイド」と「KKXX(ケーケーエックスエックス)」、コスメの「3CE(スリーシーイー)」のオリジナルブランドを中心に手掛けており、ファッションからビューティまでヤング層が関心を持つトータル提案が国内外で支持されている。店舗は韓国に35店舗、タイや香港、中国、シンガポールなど9カ国に80店舗を持つ(2月14日現在)。16年度の売上高は1280億ウォン(約128億円)。

 ナンダの日本事業担当者は、「韓国では学生街や百貨店に店舗を構え、10代~マダム層まで幅広い客層を持つ。海外ではアジアを中心に、百貨店やファッションビル、セレクトショップに出店しているが、本国以外の初の旗艦店は、新しい顧客獲得と事業開拓を狙い、日本に決めた。韓国の旗艦店のコンセプトを踏襲し、全カテゴリーを販売する」と意気込む。

【関連記事】
■韓国発「スタイルナンダ」のリアル店舗が東京と大阪にオープン

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。