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「ボッテガ・ヴェネタ」が上海の写真美術館を支援

 「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、中国で最も有名な写真美術館の一つである上海撮影芸術中心(SCoP)とのパートナーシップを結んだ。同美術館で開かれる4つの主要な国際的展覧会を支援する予定だ。その第1弾として、「MADE IN GERMANY: GERMAN PHOTOGRAPHY FROM THE 19TH CENTURY TO TODAY(ドイツ生まれ:19世紀から今日までのドイツ人写真家による作品展)」が4月2日まで開催中。同展では、ピクトリアリズムからバウハウス、西ドイツ時代のドキュメンタリーまでさまざまな時代のドイツにまつわる写真約200点を展示している。

 このパートナーシップは、「ボッテガ・ヴェネタ」のアートやカルチャーに対する取り組みを象徴する活動だ。トーマス・マイヤー=クリエイティブ・ディレクターは2001年の就任以来、ファインアートフォトグラファーやビジュアルアーティストを毎シーズンの広告キャンペーンに起用し、アーティストの独自の視点を生かしたプロジェクト「アート・オブ・コラボレーション」をスタート。15年には数々のコラボレーションから生まれた1000枚以上の写真を集めた写真集「ボッテガ・ヴェネタ:アート・オブ・コラボレーション」を出版した。また、創業50周年を迎えた昨年には北京のユーレンス芸術美術センター(UCCA)で写真展「アート・オブ・コラボレーション」を開催した。

 マイヤー=クリエイティブ・ディレクターは、「写真は私が人生の情熱を傾ける存在の一つ。そして今日もなお、『ボッテガ・ヴェネタ』に根付くコラボレーションの文化を物語る表現方法の一つと言える。このようなアートの協力体制は私たちのクリエイション、全ての基礎となる。また、芸術全般を支援するという私たちの真摯な姿勢は、伝統や地域の文化を守ることが次の世代に一貫性のある未来を残す唯一の方法である、という信念に基づいている。SCoPは中国において、国内外の写真作品の素晴らしさをより広く理解してもらうという活動にひたむきに取り組んでおり、同美術館とパートナーシップを結ぶという選択は、自然な成り行きだった」と語っている。