ファッション

31店が参加 古着の祭典「ヴィンテージ・ファッション・マーケット」が原宿で開催

 ストライプインターナショナルは11月19日と20日、ラフォーレミュージアム原宿で、東京のビンテージショップを集めた「ヴィンテージ・ファッション・マーケット(VINTAGE FASHION MARKET)」を開催している。有名店から若手のショップまで総勢31店が出店する他、ビンテージ「ヴィンテージ・ファッション・マーケット」好きのモデルやスタイリスト、アーティストら47人が私物を出品したフリーマーケットも開かれている。いずれもウィメンズアイテムが中心。

 初日11時のスタート前には約30人が並び、昼ごろには一点モノのビンテージアイテムやお気に入りのインフルエンサーの私物を求めて訪れた人々でにぎわっていた。2日間で約2000人の来場を見込んでいる。

 企画プロデュースを務めたのは、「グリモワール(GRIMOIRE)」など3店の人気ビンテージショップを運営する十倍直昭グリモワール社長。「デプト(DEPT)」のディレクターで自身のブランド「マザー(MOTHER)」も手掛けるデザイナーのエリが、アートディレクターとして空間デザインを担当した。

 主催者のストライプインターナショナルは今年3月、ビンテージアイテムを扱うブランド「レベッカ ブティック(LEBECCA BOUTIQUE)」をラフォーレ原宿に出店し、ユーズド市場への進出を果たした。ビンテージファッションの可能性について石川康晴・社長は、「オンラインのリサイクルショップやCtoCでユーズド品を販売するアプリが成長している。2015年にローンチしたレンタルサービス『メチャカリ』も好調で、消費者の服の買い方が多様化している。また近年では、インフルエンサーやファッション感度の高い人々の間で、服を大量消費するのではなく、“シェアリング”という新しい価値観が芽生えている。この考え方がマスにも浸透していけばビンテージ市場がより栄え、根付いていくだろう」とコメント。低価な古着を買っていた10代が大人になってより希少価値の高いビンテージアイテムを求める、というロングテール型のビジネスであることにも期待を示した。

 十倍直昭グリモワール社長は、「ここ10年ほどで、ショップと消費者の両面からビンテージ市場は大きく変化した。古着のジーンズがただ漫然と並べられているような店に代わり、クラシカルやモード、ガーリーなど、各店のセレクトの方向性が明確で、オーナーの感性やこだわりがストレートに体現されているショップが増えた。また、インフルエンサーによるSNSでの発信も寄与し、消費者のビンテージに対する意識も変わった。さまざまなテイストの女性がビンテージを取り入れるようになったことで、スタイリングの幅が広がっているのも興味深い」と話す。「グリモワール」も10年前の立ち上げ時に比べ、幅広いテイストの雑誌に取り上げられるようになったという。「この流れにストライプインターナショナルのような大手企業が参画することが非常に嬉しい。ビンテージファッションの魅力とは一点の洋服に愛情を注ぐことであり、宝探しのように自分でいいものを見つけること。その楽しさをより多くの人に知ってもらいたい」と語った。

【参加ショップ】
デプト/突撃洋服店/ヌード トランプ/アイリーン バイ グロッググロッグ/ベッド バイ ブラウン ドアー/ビッグタイム/バラック ルーム/チャンプル トーキョー/ドッグ/エンド ヴィンテージ/フィズ/ガーニッシュ/ジレ/グリモワール/ハグ/アイノウ/レベッカ ブティック/メチャ/マウス/ニタコ/ノエル ヴィンテージ/ピンナップ/リオール/スモールチェンジ/ザ ミックス ナカメグロ/ヤクソク/ガイジン/黒ベンツ/光/那由多

【フリーマーケット参加者】
ASAMI、BENI、CHINPAN、ERI、JULIA、KAINO YU、KASUMI PSYCHO、MANAMI、MAPPY、MOMO、UNO FUMI、YACO、市川実和子、岩本ライラ、歌代ニーナ、遠藤リカ、大社カリン、小口英子、金子渚、菅野結衣、桐佳、古谷美由、後藤早貴、小林布結里、佐々木まゆ、咲月、大道寺愛、タカハシマイ、辻のぞみ、とんだ林蘭、長澤メイ、長峰由莉、中村里砂、二宮ちえ、畠山千明、東佳苗、東野翠かれん、藤澤ゆき、ミーシャ・ジャネット、本山順子、八木百合子、矢島沙夜子、山本奈衣瑠、ゆら、横山沙織、るうこ、沙田瑞紀

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