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阪急阪神百貨店は減収減益 16年4~9月期  承継するそごう・西武3店の屋号は「未定」

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 エイチ・ツー・オー リテイリングの2016年4~9月期は、売上高が前年同期比1.8%減の4335億円、営業利益が同12.3%減の66億円、純利益が同3.6%増の65億円だった。中核会社である阪急阪神百貨店の売上高が同2.0%減の1969億円、営業利益が同19.1%減の46億円に沈んだことが響いた。イズミヤとの経営統合以降、継続的に取り組んだ食品事業再編が実り、繰延税金資産が増加したことなどから増益を確保した。

 阪急うめだ本店の売上高は同0.8%減の999億円、建て替え工事に伴い縮小営業中の阪神梅田本店は同5.9%減の264億円だった。「円高株安と消費マインドの冷え込みによって、8~9月に急ブレーキがかかった。高額品やインバウンドを支えていた富裕層の購買意欲も落ち込んでおり、今後長引く見通し」と荒木直也・阪急阪神百貨店社長。婦人服など衣料品が落ち込んだが「化粧品やアクセサリー、ハンドバッグは前年を確保している。伸び代のある服飾雑貨や食品を強化する」と語った。

 資本業務提携を発表したセブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武から承継する「そごう神戸店」「西武高槻店」「そごう西神店」の今後については「色々な憶測記事が書かれているが、現時点ではまだ白紙状態。両社から担当者を選出してチームを編成し、協議を行うのはこれから」とコメント。注目されている屋号に関しては「特に『そごう神戸店』は、長年にわたり神戸の人に支持されている。事業承継した後、マーケットや顧客を分析したうえで時間をかけて検討していく」と慎重姿勢を示した。

 厳しい結果を踏まえて、17年3月期の通期業績予想を下方修正した。修正後は、売上高が前期比1.5%減の9020億円、営業利益が同6.8%減の222億円、純利益が同0.3%増の141億円の見通し。

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