ファッション

日本人アーティスト初、新里明士が手掛けた「ルイナール」のボトルクーラーが登場

 MHD モエ ヘネシー ディアジオは5月27日、陶芸作家の新里明士が制作したシャンパン「ルイナール(Ruinart)」のボトルクーラーを東京・青山のレストラン「モザイク」で披露した。

 陶器製の同ボトルクーラーは、蛍手という技法を採用。側面に5000の穴をドリルで開けた後、釉薬(ガラス質にする薬品)を用いて、穴の部分が窓のように透明で、光を通すデザインに仕上げた。同作品を手掛けた新里は、「独特な『ルイナール ブラン・ド・ブラン』の丸いボトルシェイプを表現するためにボトルクーラーの形をシンプルにした。ボトルシェイプを透かして見せるための穴は、開けた部分と、開けていない部分で乾燥の度合いが異なり、均等にすることが難しかった」と話した。15点限定で制作し、「ルイナール ブラン・ド・ブラン」を取り扱うレストランやバーで使用予定だ。なお、同シャンパンのボトルクーラーを日本人のアーティストが手掛けるのはこれが初。

 また、MHD モエ ヘネシー ディアジオは9月末まで、「ルイナール ホワイト テラス」をレストラン「モザイク」屋上のルーフガーデンにオープンする。シャルドネを100%使用したシャンパン「ルイナール ブラン・ド・ブラン」をボトルだけでなく、グラスでも提供。月?土曜日は、午後5時半にオープンし、シャンパンを飲みながら夜景を楽しむことができるほか、日曜日のみ午前11時半から営業する。

■ルイナール ホワイト テラス
期間:開催中?9月末
時間:17:30?23:00(日曜日・11:30?14:30/17:30〜23:00)
場所:モザイク ルーフガーデン
住所:東京都港区南青山5-3-2 ザ・ジュエルズ・オブ・青山 4階

【関連記事】
世界最古!?のシャンパンが味わえる限定ディナーイベント

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。