2026年メットガラが5月4日、ニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で開催される。同イベントは、コスチューム・インスティテュートの展覧会「Costume Art」のオープニングも兼ねており、同展は5月10日に開幕し、2027年1月10日まで開催予定。ドレスコード“Fashion Is Art”は、この展覧会のテーマに呼応したものとなっている。
今年のメットガラは、ビヨンセ(Beyonce)、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)、ビーナス・ウィリアムズ(Venus Williams)らがアナ・ウィンター(Anna Wintour)とともに共同議長を務める。世界中のアーティストや著名人がレッドカーペットに集結する同イベントでは、共同ホストやホスト委員会メンバーに加え、さらなる注目ゲストの登場にも期待が高まる。
中でも米「WWD」が注目するのが、“母娘デュオ”の存在だ。母娘でレッドカーペットに登場するのは決して新しいものではない。ケイト・モス(Kate Moss)と娘のライラ・モス(Lila Moss)、トレイシー・エリス・ロス(Tracee Ellis Ross)とダイアナ・ロス(Diana Ross)、クリス・ジェンナー(Kris Jenner)とその娘たち、さらにはアナ・ウィンター(Anna Wintour)と娘のビー・カロッツィーニ(Bee Carrozzini)など、過去にも数々の印象的な親子共演が見られてきた。ここでは、米「WWD」が予想した、2026年のメットガラで実現が期待される母娘デュオを紹介する。
ビヨンセ&ブルー・アイビー
共同議長の一人であるビヨンセは、今回のメットガラへの出席が確実視されており、約10年ぶりの登場となる。近年は家族でのレッドカーペット登場も増えており、14歳の長女ブルー・アイビー(Blue Ivy)との共演にも期待が高まる。直近では2025年のグラミー賞授賞式にそろって出席したが、2人でレッドカーペットに登場するのは、2024年12月の映画「ライオン・キング:ムファサ」プレミア以来となる可能性がある。
ニコール・キッドマン&サンデー・ローズ
同じく共同議長を務めるキッドマンは、近年ティーンエイジャーの娘たちを公の場に紹介してきた。2024年4月に開催された第49回AFI生涯功労賞(AFI Life Achievement Award)の授賞式には、17歳の娘サンデー・ローズ(Sunday Rose)と15歳の娘フェイス・マーガレット(Faith Margaret)とそろって出席。中でも、メットガラのレッドカーペットに登場する可能性が高いのはサンデー・ローズだ。
彼女はすでにモデルとして活動しており、「ディオール(DIOR)」や「ミュウミュウ(MIU MIU)」のランウエイに登場。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の2024年秋冬オートクチュール・コレクションでは母とともにフロントローに姿を見せた。メットガラへの出席が実現すれば、彼女にとってファッション界における本格的な進出となる可能性がある。
ゾーイ・クラヴィッツ&リサ・ボネット
ゾーイ・クラヴィッツ(Zoe Kravitz)は、今年のメットガラでホスト委員会の一員を務める。2014年の初登場以来、これまで複数回同イベントに出席してきた。映画「ザ・バットマン」で知られる彼女が、母であるリサ・ボネット(Lisa Bonet)とともにレッドカーペットに登場する機会は多くはないものの、今年のメットガラで母娘の共演が実現する可能性は大いにある。
ボネットはボヘミアンなムードを体現するスタイルを得意とし、一方のクラヴィッツは「サンローラン(SAINT LAURENT)」をはじめとするハイファッションを取り入れたモードな装いを見せる。それぞれ異なる個性を持つ2人がそろえば、ファミリーファッションに注目が高まるだろう。
テヤナ・テイラー&ルー・ローズ
2026年のアワードシーズンで存在感を放ったテヤナ・テイラー(Teyana Taylor)は、今回ホスト委員会入りを果たした。映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」で知られる彼女は、過去5回のメットガラでもハイファッションなスタイルを披露してきたが、5歳の娘ルー・ローズ・シュンパート(Rue Rose Shumpert)とともに登場すれば、装いはさらに注目度を高めそうだ。
3月に開催されたアクター賞では、ルーがテイラーに寄り添い、母の「トム ブラウン(THOM BROWNE)」のドレスの裾を整えるアシスタント役として微笑ましい姿を見せた。メットガラでの共演が実現すれば、ペアルックなど親子ならではのファッションスタイルを披露する絶好の機会となるかもしれない。
シンディ・クロフォード&カイア・ガーバー
シンディ・クロフォード(Cindy Crawford)と、その娘で同じくモデルとして活躍するカイア・ガーバー(Kaia Gerber)は、それぞれ単独でメットガラに出席した経験を持つが、母娘そろっての登場はこれまで実現していない。ガーバーは2021、22、24年と近年継続的に出席しており、クロフォードも2016、18年に参加している。モデル界を代表する母娘デュオだけに、いつ共演が実現してもおかしくない状況だ。
リサ・リナ&デリラ・ベル&アメリア・グレイ
リサ・リナ(Lisa Rinna)と、27歳の娘デリラ・ベル(Delilah Belle)、24歳の娘アメリア・グレイ(Amelia Gray)の母娘のうち、これまでメットガラに出席したことがあるのはアメリアのみだ。アメリアは2024、25年の同イベントに登場している。もし3人そろってレッドカーペットに姿を見せれば、ファッション界の三大スターとして大きな注目を集めるだろう。