毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2026年4月27日号からの抜粋です)
横山:夏が暑い。暑すぎます。昨年は日本列島全体が記録的猛暑でした。そして今年も「暑くて長い夏」になりそうです。いろいろな企業から多彩なアイテムが出てくるので、何か新しいワードが必要ではないかと。そこで思いついたのが、“サマーテック”です。ファッションとビューティ業界の皆さまにぜひ使っていただきたくて特集を組みました。
新関:何が印象に残りましたか?
横山:一番感銘を受けたのはワークマンで、展示会に行くと全部“サマーテック”商品。“着る遮熱”を打ち出して、「暑ければ暑いほど服が売れる」状態を作り出す、その商売魂が素晴らしいと感じました。注目はペルチェウエア。試着しましたが、最強に涼しい。これで3万円は安い!ところで、猛暑におけるビューティのシン・三種の神器と言えば?
新関:そうですね。日焼け止め、デオドラント&ボディーシート(汗と匂い)、フィックスミスト(化粧を崩さない)の3つでしょうか。ひんやり系も欠かせないですが。今号のビューティ付録のコンビニコスメ特集で、コンビニを取材しましたが、かつては真夏にスポットだけの扱いだった日焼け止めを通年商品として扱い始めていて、男性需要もあるそうです。それだけマスに浸透しているということですね。
ハンディファンは東京でこそ売れる!
横山:なるほど。ファッションでは、日傘&帽子(紫外線対策)、ペルチェウエアを筆頭とする冷感ギア、それとハンディーファンかな。特にハンディーファンはアツいです。特に今回取材した中国「ジスライフ」のハンディーファンは、髪の毛が巻き込まれないし、音も静か。風のレベルも細かく調整できて、軽くてコンパクト。今は若い女性が使うものという感じですが、老若男女、誰が使ってもいいのでは。東南アジアや米国で売れているそうですが、車移動文化の国でなく、電車移動がメインの日本の都心でこそ、一番売れるんじゃないかと思います。
新関:ファンが回る音が気になったりするシーンが多いので、軽くて音が静かならいいですね。
横山:今週号のアンケートのプレゼントになっていますので、読者の皆さまはぜひご応募ください!