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ピッティ・イマージネを31年にわたり率いたCEOが退任 後任はジェネラル・マネージャーが昇格

メンズファッション最大の国際見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMAGINE UOMO)」を主催するピッティ・イマージネはこのほど、ラファエロ・ナポレオーネ(Raffaello Napoleone)最高経営責任者(CEO)の退任を発表した。後任にはイヴァノ・カウリ(Ivano Cauli)=ジェネラル・マネージャーが、同職の役割も統合する形でCEOに就任する。

2022年から協働していた人物

カウリ新CEOは、1990年代から2000年代初頭にかけて、スタートアップ企業のサピエント(SAPIENT)やオープンマインド(OPENMIND)の立ち上げに携わったのち、21年にコンサルティング会社のアクセンチュア(ACCENTURE)に参画。22年以降はさまざまな形でピッティ・イマージネと協働し、24年には同社のイノベーション・ディレクターに就任した。

今回の人事について、ピッティ・イマージネのアントニオ・デ・マッテイス(Antonio De Matteis)会長は、「CEOとジェネラル・マネージャーという二重の責任が、イヴァノに大きな負担を課すことは間違いない。しかし、彼はすでに4年間この組織に関わっており、起業家としての経験やイノベーションを統率する能力、そして組織運営に対する理解は大きな信頼を与えるものだ。また、強いチームスピリットを示してきたラファエロの貢献により築かれた基盤や、経営チームも彼を支えてくれるだろう」とコメントしている。

ナポレオーネ前CEOは、ローマ大学で法学位を取得後、スタンフォード大学でエグゼクティブ・マネジメントおよびマーケティングについて学んだ。その後、イタリアのファッションシーンで主にコンサルタントとして活躍し、1989年にピッティ・イマージネに入社。95年にCEOに就任すると事業の多角化を進め、香水の「フレグランス」をはじめ、食とライフスタイルの「テイスト」、ダンスやバレエに特化した「ダンツァインフィエラ」など、新たな見本市を数多く立ち上げてきた。なお、同氏は今後も同社の取締役会に留まり、国際的な団体などとの渉外や社内組織に関する業務を手掛ける。

また、取締役会には、フレグランスブランド「エッセンツィアルメンテ ラウラ(ESSENZIALMENTE LAURA)」の創業者で調香師のラウラ・ボゼッティ・トナット(Laura Bosetti Tonatto)と、フィレンツェ発祥の茶葉専門店「ラ ヴィア デル テ(LA VIA DEL TE)」でCEOを務めるパオロ・カッライ(Paolo Carrai)も新たに加わった。

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