ファッション

2026年1月の「ピッティ」、ゲストデザイナーに「ヘド メイナー」を招へい

イタリア・フィレンツェで行われる世界最大規模のメンズウエア見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO以下、ピッティ)」は、2026年1月13~16日に開催する第109回のゲストデザイナーとして、「ヘド メイナー(HED MAYNER)」を率いるヘド・メイナーを招へいすることを発表した。同氏は26-27年秋冬コレクションをショー形式で披露するが、日付や会場などの詳細は未定。

ヘド・メイナーの経歴

メイナーは、1986年イスラエル生まれ。エルサレムのベツァルエル美術デザイン学院とパリのIFMでファッションを学んだ後、2015年に自身のブランドを立ち上げた。メンズウエアのベーシックアイテムをベースに、シルエットや構造を再解釈したユニセックスなアイテムを提案。18年春夏シーズンからは、パリ・メンズ・ファッション・ウイークでコレクションを発表している。19年には、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)による「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」で特別賞である「カール・ラガーフェルド賞」を受賞した。

同氏は、「クリエイティビティーを真にサポートするピッティに参加できることをとても光栄に思う。フィレンツェという豊かな歴史を持つ街で作品を披露することを楽しみにしているし、こうした新たな文脈は新たなことを試してみようと思わせてくれる」とコメントした。

「ソウシオオツキ」の大月壮士も参加

ピッティはこれまで、ゲストデザイナーとして、マーティン・ローズ(Martine Rose)、マリーン・セル(Marine Serre)、グレース・ウェールズ・ボナー(Grace Wales Bonner)、桑田悟史らのほか、「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」などを招へい。また、第108回には「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)」が“名誉招待ブランド”として参加している。

第109回のゲストデザイナーとしては、「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」の大月壮士の招へいが一足先に発表されていたが、全体のスケジュールは11月5日に発表の予定。

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