ファッション

ハイドサインがアーカイブ展“STUDIES”を開催 ブランドを象徴する“グレーカラー”コレクションをテーマに

衣類制作の専門家が集まり、企業向けユニホームなどを手掛けるデザイン集団ハイドサインは11日から、ファッションブランド「ハイドサイン(HIDESIGN)」におけるこれまでの研究成果をサンプルアーカイブとともに振り返る展示“STUDIES”を、東京・原宿のセレクトショップのミキリハッシンで開催する。会期は21日まで。

同ブランドは2023年春夏から24年秋冬にかけて“グレーカラー”を軸に、「楽天ファッションウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」でコレクションを発表。知的労働者を指すホワイトカラーや、肉体労働者を指すブルーカラーといった従来の枠組みに収まらない多様なワークスタイルに向け、快適性を備えたワードローブを提案してきた。今回の展示では、その“グレーカラー”シリーズに焦点を当て、プロトタイプやアーカイブを“アダプト”“サイズ”“カスタム”“ソース”のキーワードの下でさまざまなコンテンツをそろえる。機能性や素材開発、設計思想の変遷を、実物を手に取りながら体感できる内容となっている。

展示では、4シーズン分のコレクションサンプルを特別価格で購入できるほか、ベースアイテムにポケット機能を拡張するカスタムオーダー企画も実施する。

「ハイドサイン」は、デザイン集団ハイドサインと山口壮大クリエイティブ・ディレクターが手掛けるファッションブランド。ワークユニホームで培った知見を活かし、“設計の革新によって、人類の能力を引き上げる”ことをテーマに、都市生活における快適性を追求したウエアを提案する。

ミキリハッシンは、山口壮大クリエイティブ・ディレクターがオーナー兼バイヤーを務めるセレクトショップで、「M A S U(エムエーエスユー)」をはじめ、「ハトラ(HATRA)」「ポト(POTTO)」「クロマ(CHLOMA)」などのブランドを取り扱う。

■HIDESIGN “STUDIES”
日程:2025年12月11~21日
時間:15:00~20:00(土日 12:00~20:00、水曜定休日)
場所:ハウス@ミキリハッシン オウセツマ
住所:東京都渋谷区神宮前5-42-1
入場料:無料

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