東急子会社で、商業施設の運営や小売り事業を展開する東急リテールマネジメントは、韓国の有力小売業の新世界と提携する。新世界は韓国で百貨店や大型ショッピングモールを展開しており、双方の運営する商業施設を活用し、韓国ブランドの日本市場の進出と、日本ブランドの韓国市場進出を後押しする。
東急リテールマネジメントは傘下に東急百貨店のほか、グランベリーモールなどを運営する東急モールズデベロップメント(TMD)や「渋谷109」を運営するSHIBUYA109エンタテイメント、渋谷地下街など6社を持つ。東急リテールマネジメント傘下の企業が運営する商業施設で、新世界の「新世界ハイパーグラウンド」などの韓国発のファッションブランドの誘致を進める。
まずは「渋谷109」で、10月17〜26日と10月28〜11月10日の2回にわたり、韓国発の7ブランドがポップアップショップを出店する。