
婚礼大手のテイクアンドギヴ・ニーズ(T&Gニーズ)のウエディングブランド「テイクアンドギヴニーズ ウエディング(TAKE AND GIVE NEEDS WEDDING)」は、知的障がいを持つ作家の作品を自社製品やライセンスなどに活用するヘラルボニーとコラボレーションし、“アート ウエディング”の展開を開始する。
想いと作品からのインスピレーションを掛け合わせた
世界で一つの結婚式
“アート ウエディング”は、へラルボニーが契約する作家のアートを利用者が選び、その作品のテーマに世界で一つのウエディングをプロデュースする結婚式だ。利用者の想いに作品からのインスピレーションを掛け合わせ、招待状や会場装飾から料理まで、アートを起点として式を創り上げる。
今回は、伊賀敢男留、川中琴樹、髙田祐、宮澤祥子、衣笠泰介の5人の契約作家の10作品が“アート ウエディング”の対象となる。また、利用者には、へラルボニースタッフが常設店舗のヘラルボニー ラボラトリー ギンザ(HERALBONY LABORATORY GINZA)を案内し、作家のストーリーやアートについて紹介する。
コラボレーションの背景として、「これまでにない新しい結婚式を創りたいと考え、国内外の障害のある作家と共に新たな文化の創造を目指すヘラルボニーとのコラボレーションに至った」という。異彩を放つアートを起点にすることで、全ての人がより楽しく、自分らしいハレの日を迎えることを後押しする。また、障害のある方の結婚式も手伝い、障がい者雇用にも積極的に取り組む同社にとって、このアート
ウェディングを通じて結婚式を障害の有無を含む全ての属性を問わず、幸せになりたい、幸せを祝いたい誰もが集える場にしたいという思いを込めたという。