PROFILE: GAKU-MC/ラッパー

「WWDJAPAN」6月9日号“トレイルランニング市場特集”の表紙で、気持ちのいい景色の中を走っているのは、ミュージシャンのGAKU-MC(ガクエムシー)さん。「ガクさんが最近よくレースに出ていますよ」。アウトドアブランドの担当者からそう聞いて連絡したところ、コロナ禍をきっかけにランニングにハマって、山を走り始めたとのこと。“トレランの裾野が拡大し、カルチャー化している”という今回の特集内容にまさにピッタリ!というワケで、注目ランブランドのアイテムに身を包んで、伊豆の山を走ってもらいました。(この記事は「WWDJAPAN」6月9日号からの抜粋に加筆しています。無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
WWD:ガクさんはどんな経緯でトレランを始めたんですか。
GAKU-MC:コロナ禍で人と会えなくなり、大好きなサッカーもおぼつかなくなって、走り始めました。まずはマラソン完走を目標に掲げて、その次に、山を走ってみるのもいいんじゃないかとなったんです。2023年春に“青梅高水国際トレイルラン”(15km)に出たのが、本格的なトレランデビューです。
WWD:トレランのどんな点に惹かれてるんでしょうか。
GAKU-MC:マラソンとはまた違った魅力を教えてもらいました。ギアにこだわって、それを1つずつそろえていくのも楽しいですし、健康管理の意識など共感する部分はすごく多い。必要な荷物を自分で背負って山を走る中で、見えたものがあります。僕は普段からバッグにあれこれ荷物を入れがちですが、本当に必要なものだけにしたらもっと軽くなる。あと、都内で暮らしていると電車やタクシーに乗りますよね。でも、この距離、本当に乗る必要ある?って。今では都内の仕事先から走って帰るようになりました。走る時のギアを厳選するように、普段の生活でも必要なモノを1つずつちゃんと選びたい。そういう気持ちは強くなっています。
WWD:普段の練習方法を教えてください。
GAKU-MC:「ヌメラルズ」というランニングチームで、2週間に1回ほど、都内の銭湯をランステーションにして走っています。トレラン向けの練習の日は、赤坂や代官山、渋谷あたりの坂の多い街を選んでいます。あと、代々木公園のクロカンコース(未舗装道)をヘッドライトを点けて走ることも。先日は高尾から陣馬山まで20kmほどをみんなで走りました。
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