ファッション

ユナイテッドアローズ入社式、ベストドレッサー企画を初実施 「個性を磨き、尖った集団に」と松崎社長

ユナイテッドアローズは4月1日、原宿の商業施設ウィズ ハラジュク(WITH HARAJUKU)内のホールで2025年度入社式を開催した。今年度は116人の新入社員を迎えた。また、新たな取り組みとして、新入社員の中からベストドレッサーを決めるアワード企画を実施し、新入社員は思い思いのファッションで式に参列した。

松崎善則社長は、「新しいファッションは次世代が生み出していくもの。皆さんの強みを一層磨いていただき、尖ったものを生み出してほしい。周囲と同調しなくて構わない。物分かりのいい大人を目指すのではなく、それぞれが際立った個性を発揮していただけたらうれしい」とエールを送った。

新入社員代表の挨拶を務めた堀江翔太さんは、ファッションユーチューバーが「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」を紹介していたことをきっかけに、店舗に来店。そこで受けた接客とスタッフの立ち居振る舞いに心を動かされたという。この日はジャンプスーツとお気に入りの「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」のジャケットを選んだ。「チームから頼られる存在になることを意識し、最速で店長のポジションに就くことが目標」とコメント。

「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS GREEN LABEL RELAXING)」配属の山下夏鈴さんは、高校生の頃から「ロク(ROKU)」のスタッフコーディネートをチェックするのが日課だった。「私の目標はお客さまを笑わせること。買ったその日から笑顔になってもらえるような接客ができるようになりたい」と話した。アウトフィットは自作のジャケットを主役にした。

オーバーオールとジャケットを合わせた柴優作さんは、「ユナイテッドアローズ」が好きだった両親の影響で同ブランドに憧れを抱いた。夢は「ユナイテッドアローズ」のバイヤーになることと語った。

「ガニー(GANNI)」のワンピースに古着のジャケットを羽織った原悠夏さんは、「ユナイテッドアローズ」店舗の洗練された空間と、お客さま一人一人の目線に立った接客に憧れたという。好きなブランドは、同社の最年少ディレクターが作るミレニアルおよびZ世代向けブランド「アティセッション(ATTISESSION)」。「アティセッション」のチームに入ることを目指しているという。

井上慶子さんは、「人を大切にする社風に惹かれた」と言う。配属は「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS GREEN LABEL RELAXING)」の光が丘IMA店。「ファミリー層の多い立地の特性を理解し、誰からも愛される販売員を目指したい」と話す。

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