ファッション

デムナが「グッチ」の新アーティスティック・ディレクターに就任へ 「バレンシアガ」での最後の仕事は7月のクチュールに

デムナ(Demna)が「バレンシアガ(BALENCIAGA)」を去り、「グッチ(GUCCI)」のアーティスティック・ディレクターに就任することが発表された。7月9日のクチュールショーをもって「バレンシアガ」での任期を終え、その直後に「グッチ」での仕事をスタートさせる予定だ。『グッチ』での初のコレクションを発表する時期は未定だが、彼の強いクリエイティビティーによって「グッチ」を低迷から脱却させる使命を担う。

発表のために「グッチ」の親会社であるケリング(KERING)のパリ本社に呼び出された大勢の記者を前に、ステファノ・カンティーノ(Stefano Cantino)=グッチ最高経営責任者(CEO)は「デムナは『グッチ』に特別なものをもたらしてくれるだろう。今日のファッションを定義する彼の手法は極めてユニーク。これこそが『グッチ』にふさわしいものであり、グッチの未来に必要なものだ」とコメント。「デムナが同世代の中で最高のクリエイティブ・ディレクターであることは間違いない。彼は『バレンシアガ』のアーティスティック・ディレクター在任中、メゾンのアイデンティティーを、そしてもちろんメゾンのファッションの視点を再形成する能力を証明した」と続けた。

フランチェスカ・ベレッティーニ(Francesca Bellettini)=ケリング副CEOによると、デムナは「グッチ」で総合的な仕事に取り組むことになるという。また、「バレンシアガ」における彼の後継者に関する質問は一蹴した。

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