ビジネス

「ラグタグ」がタイに進出 ワールドがサハと合弁でブランド古着を販売

ワールドは、ブランド品の買取・販売店「ラグタグ(RAGTAG)」でタイに進出する。現地大手企業サハグループと組んで合弁会社を設立する。2025年春にバンコクに1号店を開く。

タイを中心としたASEANでの二次流通市場の発展を見込む。今年3月からバンコクで2カ月半にわたってポップアップストアを営業したところ、想定以上に反響があった。「ラグタグ」の原宿店などで、アジアの訪日客の購買が活発なことも背中を押した。

合弁先のサハグループは財閥系の企業グループで、化粧品や衣料品、日用品など幅広い消費財の製造や販売を手掛ける。すでにワールドとは17年に合弁会社ワールド サハ ファッションを設立し、タイを中心に「タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)」の事業を展開している。

「ラグタグ」はワールド傘下のティンパンアレイ(東京、平野大輔社長)が運営する。デザイナーズブランドを中心としたアパレル、バッグ、シューズを消費者から買い取って販売する。国内で23店舗を運営するほか、EC(ネット通販)に強いことでも知られる。

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