ファッション

杉野服飾大学生がビームスで売れる商品開発に挑戦

 杉野服飾大学は、ビームスとの産学連携プロジェクトとして、2015-16年秋冬に店頭販売する商品を開発中だ。同プロジェクトは、今年4月からファッションビジネス・マネジメントコース3年生30名がチームに分かれ、6ブランドを発足。メンバーはデザイナー、パタンナー、営業、商品管理など役割分担し、商品化計画を進めている。テーマは、「ソーシャルキャピタル(social capital—社会活動)とファッションビジネスの融合」−ビームスへの「商品の企画提案」。ビームスの店舗リサーチから始め、競合他社との比較分析、マーケティングを経て、11月18日、各チームが、その結果を踏まえて企画立案したオリジナルブランドのプレゼンテーションを同校で行った。会場で見守ったビームスのスタッフは、「各アイテムが、ビームスのお客様に受け入れられ、商品として通用するのかを意識して企画を進めてほしい」と講評した。次の段階は、来年2月のサンプルアップを目指す。この商品開発プロジェクトは、実際の企業活動と同じプロセスで組み立てられ、就職後の即戦力を養成することが目的だ。鈴木明・同大学同コース責任教授は、「新しい人材育成のカリキュラムとして、さらに精度を高めたい」と話した。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

いま知っておきたいサステナビリティ基礎&最新用語AtoZ 【WWDJAPAN BEAUTY付録:世界5カ国のサステナブルビューティ最新事情】

「WWDJAPAN」5月27日号は、「サステナビリティ用語特集 AtoZ 2024年版」です。サステナビリティ関連は、新しい技術や考え方、団体の登場に伴い、新語が次々登場しています。本特集ではファッション×サステナビリティに関連する65の言葉をピックアップ。最新データーと関連ニュースを交えて2024年版としてまとめました。特に「デジタルファッション」「グリーンウォッシュ」「プレ/ポストコンシューマ…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。