ビューティ
連載 SNSトレンドに、業界は「どうする」? 第101回

ビューティ業界は早くもクリスマスコフレ ファッション業界とは逆の流れ

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ビューティ業界は早くもクリスマスコフレ ファッション業界とは逆の流れ
「WWDJAPAN」のソーシャルエディターは毎日、X(旧Twitter)やFacebook、Instagram、TikTok、そしてThreadsをパトロールして、バズった投稿や炎上、注目のトレンドをキャッチしている。この連載では、ソーシャルエディターが気になるSNSトレンドを投げかけ、業界をパトロールする記者とディスカッション。業界を動かす“かもしれない”SNSトレンドの影響力や、投稿がバズったり炎上してしまったりに至った背景を探る。今、SNSでは何が起こっているのか?そして、どう向き合うべきなのか?日々のコミュニケーションのヒントにしたい。101回目は、早くもニュースはピークを迎えつつある、クリスマスコフレのお話。

ソーシャルエディター浅野:今年もホリデーコレクションの情報が出始めました。8月から始まり、お盆が明けると一気に増える印象です。

最近、ブランドや美容系メディアの人は「毎年少しずつホリデーの情報解禁が早まっている」と話しています。私も同感です。発売日は例年同様、メーンコレクションが10月末〜11月頭あたりですが、情報解禁は早くなっています。本国とのリレーションで早めることが難しい外資系ブランドは、“出遅れ感”に苦慮しているとのこと。前倒しの理由はさまざまありそうですが、日焼け止めや美白アイテムの発表も早まる傾向にありますよね。

SNSの「もうホリデー⁉︎」という驚きは“真夏の風物詩”ではありますが、「ホリデーに買えないホリデーコレクションって何なんだろう」という声もあります。人気ブランドや限定アイテムは、秋ごろには完売。違和感があるのかもしれません。

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