ファッション

「いつ、どこで働いてもOK」ユニリーバ・ジャパンが新人事制度を導入

 ユニリーバ・ジャパンは、全ての社員がそれぞれのライフスタイルを楽しむことで、自分らしく働き、生産性を高められるよう、新たな人事制度「WAA(ワー)」を7月1日から導入する。同社はこれまでにも、在宅勤務制度やフレックスタイム制度を行ってきたが、「WAA」を導入することで、より多様な働き方が可能となる。

 「WAA」は「Work from Anywhere and Anytime」の略で、働く場所、時間を社員が自由に選べる制度。1日の標準勤務時間(7時間35分)×1カ月の所定労働日数で算出した1カ月の標準勤務時間をクリアすれば、平日6〜21時の間で自由に勤務時間や休憩時間を決められる。また、上司に申請すれば、理由を問わず、会社以外の場所(自宅、カフェ、図書館など)でも勤務することができる。この人事制度は全社員(工場、お客様相談室などの部署は除く)が対象で、期間や日数の制限は設けていないという。

 新たな人事制度の導入の背景には、同社が働き方の多様性の推進を重要な経営戦略の一つと位置づけていることが挙げられる。「全ての社員が自分らしく働きながら、一つのチームとして最大限能力を発揮することが、ビジネス成長の基盤だと考えている。『WAA』を導入することで、働き方の多様性を高め、社員一人一人が自分の能力を最大限発揮できるよう支援する」と広報担当者はコメントした。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。